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社会保障改革のゆくえ「報告書が求める効率化実現は?⑤

■国民が意識を変える必要がある


 国民会議報告書の医療介護分野の起草委員だった権丈善一慶応大学商学部教授の話「分かってもらわなければならないのは、国民会議の報告書にもあるように『日本の皆保険制度の良さを変えずに守り通すには、医療そのものが変わらなければならない』ということだ。高齢化が進み、医療・介護のニーズは大幅に増える。だが、医療提供体制を今のワイングラス型のまま拡大することはあり得ない。しかも、必要な増税を何十年間も先送りしてきた日本は今や深刻な財政事情を抱え、今後、それほど医療費を増やせるわけではない。皆保険を守るには、医療資源を可能な限り有効に使っていくしか道はないということだ。『効率化』の言葉はこれまで、もっぱら経費削減の意味で使われてきたが、同じ費用、あるいは同じマンパワーで、より医療ニーズにマッチした質の高い医療に転換しようというのが、報告書における『効率化』の趣旨だ。今後、財源の増加分を用いて、いかにして地域医療を再興し、医療・介護の一体改革を進めるかが焦点。目の前の国難を前に、医療界、いやそれよりも国民が意識を変えることが求められている」


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【 2014/02/28 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

社会保障改革のゆくえ「報告書が求める効率化実現は?④

◆見えない道筋


 国民会議が医療で強調したのも「病院・病床の役割分担と機能強化」。だが、道筋ははっきりしない。


 会議で象徴的に使われたのが「ワイングラス型からヤクルト型へ」のイラスト上。現状は手厚い看護師配置で高度な医療を担う病床が多いが、リハビリや在宅の受け皿となる病床を増やし、地域医療へ転換を求めた。


 同下は消費増税にあたり、国民に「約束」された「増収の使い道」だ。「病院・病床の機能強化」では「病床の機能に応じた医療資源の充実(6500億円程度)」と「平均在院日数の減少等(▲4400億円)」が並ぶ。充実とともに、どう効率化するか-。そこが問われている。



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【 2014/02/27 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

社会保障改革のゆくえ「報告書が求める効率化実現は?③

◆攻防


 思惑が入り乱れるのは医療の分野でも同じだ。年末に向けて診療報酬改定の駆け引きが熱を帯びている。


 医療界や政界は引き上げに期待が熱い。民主党政権下の過去2回は全体でプラス改定だったうえ、今回は「消費税増は社会保障財源に充てる」と増税した経緯がある。10月には「整数(1%)以上の引き上げ」がささやかれた。


 これに対して、財務省は先月21日、財政制度等審議会・財政制度分科会に資料を提示。診療報酬を1%上げると、税負担が1600億円、保険料負担が2千億円、患者負担が500億円増えるとし、「いずれも国民負担の増加」だと、引き上げムードを牽制(けんせい)した。


 しかし、その2日後には日本医師会が「診療報酬を増額しないことはあり得ない」と財務省に反論。翌月には、引き上げを求める自民党の議員連盟が発足した。


 一方、支払う側の健康保険組合連合会や日本経済団体連合会など6団体は今月15日、田村憲久厚労相に全体でマイナス改定を要請。さらに、同日の経済財政諮問会議では、「医療提供体制の充実・適正化を図りたい」とする田村厚労相に、安倍晋三首相が具体案を問う一幕もあった。


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【 2014/02/26 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

社会保障改革のゆくえ「報告書が求める効率化実現は?②

◆強行採決


 要支援事業の見直しは、長く課題だった。厚労省は今回、三党合意で発足した「社会保障制度改革国民会議」が予防給付を自治体事業に移すことを提言したことに頼った。


 同会議は利害関係者を含まないメンバーで構成された。報告書が訴えたのは皆保険の維持。そのために、医療でも介護でもサービスの重点化と機能分担を強く求めた。自然増を放置すれば、早晩、賄えなくなるからだ。


 だが、報告書の実現は心もとない。今月15日、衆議院厚生労働委員会で社会保障改革の「プログラム法案」が可決された。法案は国民会議の報告書に基づき、法律の提出時期などを定める。「成立しても、それだけでは何も動かない法律」(厚労省幹部)。だが、政治家や官僚や国民が改革から「逃げない」ことを共有する狙いがあった。しかし、採決では全野党が反対。与党は強行採決に踏み切った。


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【 2014/02/25 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

社会保障改革のゆくえ「報告書が求める効率化実現は?①

 社会保障改革の行方が混沌(こんとん)としている。今年8月に「社会保障制度改革国民会議」が終了。方向性は出たが、改革には抵抗感が根強い。具体化は難航するが、団塊の世代が全て75歳になる平成37年まで10年余りしかない。


 ◆迷走


 介護保険の制度改正を議論する社会保障審議会・介護保険部会。終了後、関係者の一人はこうつぶやいた。


 「厚生労働省もはっきり言えばいいのに…。『保険料を今までの倍額払ってもらえますか、それともサービスを半分にしますか。皆さん、どちらがいいですか』と」


 ため息の背景には厚労省の「迷走」がある。


 今月14日、厚労省は方針を転換。要支援サービスを29年度末までに自治体事業に移行する予定だったが、対象を「訪問介護」と「通所介護」に限定。「訪問看護」や「通所リハビリテーション」「ショートステイ」などは予防給付に残す修正案を示した。


 利用者や自治体に配慮したためだが、ある自治体関係者は「仕事はやりやすくなった」としつつ、「予防給付の見直しは不可欠だったはず」といぶかる。他の自治体からも「半端な改革。理念がよく分からない」との声が漏れた。


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【 2014/02/24 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

支え合い…失ってから気付くこと

 テーマは「支え合い」です。夫婦の支え合いについての投稿をご紹介。


 和歌山県の女性(66)から、こんなお便りが届きました。「主人が脳梗塞になり、その時は軽くてマヒもなく、会社へ行くことが出来ましたが、その後はいろいろと大変でした」


 夫が倒れたのは4年半前。2年ほど前からは、脳血管性認知症となり、デイサービスや訪問看護などを利用して、自宅での介護を続けてきました。


 「昨年から、心細いのか、お母さん、お母さんと私を呼び、目が離せなくなりました。いつか別れる日が来ると思い、お父さん、好きよと言ったら、安心した顔になり、うれしいよ、ありがとうと言ってくれました」


 2人の時間を大切にしようと思っていたところ、夫は今年、65歳で亡くなったそうです。お便りは、こんな言葉で締められていました。


 「私がおらなとお父さんを支えているつもりでしたが、私が支えられていたことに、亡くなってから気付かされました。お父さん、ありがとうございました」


(2013年11月5日 読売新聞)


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【 2014/02/21 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

すてきな介護…「ありがとう」で満ちた施設

 東京都葛飾区に住む無職、女性(73)は、介護施設で暮らす母親(97)のもとへ、週2回ほど訪れます。ある時、部屋に入ろうとしたら、おむつ交換の最中でした。マヒがあり、言葉も出にくい母親が「アリガトゴザマス」と言うと、ヘルパーが「ご協力(体の向きを変えること)ありがとうございます」と、「ありがとう」の言葉が何度も行ったり来たりしていました。「私は思わず『母を丁寧に扱って下さってありがとうございます』と深く頭を下げた。この施設は、スタッフが利用者によく声をかけており、何気ない会話がさりげなくあちこちで交わされている雰囲気はステキです」とつづります。


 「今回のテーマは、まるでわが家のことのよう」と寄せてくれたのは、若年性認知症の夫を介護して17年、という埼玉県川口市の主婦(62)。「主人に会うのが楽しみで、ここに来ると元気が出るのよ、と言ってくれる訪問看護師さんはじめ、ケアマネ、ヘルパー、主治医の皆さんが、身内のように気遣ってくれる。在宅生活が続けられるのも、ステキなスタッフがいればこそ」といいます。


(2012年5月29日 読売新聞)


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【 2014/02/20 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

こんな最期を…好きなことをしながら

 好きなことをしながら、最期の時を迎えたいという声が、いくつも寄せられています。


 岡山市の主婦、吉田悦子さん(67)からは「主人はゴルフのプレー中に、私は歌いながら……。『少し早すぎたんじゃないの?』と惜しまれる最期を切望しています」という手紙が届きました。


 宮崎県高鍋町の主婦、黒岩洋子さん(69)は「きれいにお化粧し、お気に入りの洋服を着て、アクセサリーを身に着ける。部屋で大好きなジャズのCDを流して横たわる。自分で描いた絵や手作りの物に囲まれ、『ありがとう』と言いながら、眠るように人生を終わりたい」とつづっています。


 ところで、東京都内の訪問看護師の女性(46)からは「毎年、何人もの方々を在宅でみとっています。住み慣れた自宅で最期を迎えた方は、本人、遺族ともに、とても良い表情をされています」というメールが来ました。


 「大好きなお酒のお代わりを待ちながら、グラスを持ったまま亡くなられたご主人。『最期まで好きなお酒が飲めて本当に幸せでした』と奥様。最期は家で、と希望されていても、“みとり”ができる支援体制が整っていなければ、願いをかなえることは困難です」


 在宅で医療を受ける患者さんへの支援を、もっと充実させたいですね。


(2011年10月25日 読売新聞)


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【 2014/02/19 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

訪問看護日記(2月号)

 新年の幕開けから一か月が経ちました寒さも増し、雪がちらつく時もあります。今日の天候はどうだろうか、道路の状態は、と気にする毎日です。訪問看護の利用者様の中には山方面の方もあり、凍結が心配です。


 利用者様からは「寒いから気を付けてかえってや」「急がんでいいから安全運転でな」と優しい言葉をかけていただきます。今のところ積雪もなく、暖かい車内で訪問先のケアを考えながら安全に気を付けて車を走らせています。


 そんな道中での出来事。つい先日、訪問先からの帰り道、目の前に何かがあります。何かなぁと思ってよくみてみると猿が歩いていました。びっくりして周りをみわたすとゾロゾロと猿がいたのです私は思わず車を止めて猿の姿を興奮しながら眺めていました(私は大阪の街育ちなので感動…)ステーションに戻ってこのことを話し、ひとつ教えてもらいました。猿とあった時は目を合わさない!だそうです。目を合わせることは猿に挑戦と受け取られてしまうらしく襲ってくる可能性があるそうです。訪問看護をしていると今まで遭遇しなかった事にたくさん出会えて楽しいです。


 松阪にきて13年。訪問看護の仕事で松阪の言葉を覚え、道を知り、自然を感じ、温かい人情にふれてきました。これからも地域に密着した訪問看護ステーションで在宅での生活をその人らしく過ごせるようスタッフ一同努力していきたいと思います。


(ケアーズ新聞1月号より)


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【 2014/02/18 】 ケアーズ日記 | TB(0) | CM(0)

2014年度診療報酬改定で診療所のデジタル化が加速する

 2014年1月29日に開催された「中央社会保険医療協議会 総会」(中医協)では、平成26年(2014年)度診療報酬改定の全貌が明らかになりました。今回の改定では消費税増税と時期が重なることを受けて消費税引き上げ対応分が盛り込まれていますが、その部分を除くと実質マイナス改定となります。診療所の経営環境が厳しくなることが予想される中、今後はアナログからデジタルへの移行がより重要になると考えます。


 特に今回の改定の中で、診療所に大きな影響を与えると予想されるのは以下6項目です。


●診療所関連で注目すべき個別改定項目とは?


1. 消費税率8%への引き上げに伴う対応 初診料、再診料の引上げ
2. 主治医機能の評価 地域包括診療料、地域包括診療加算の新設
3. 在宅医療の促進 機能強化型在宅療養支援診療所の評価、在宅患者共同診療料の新設、在宅時医学総合管理料の見直し、訪問診療料の要件の厳格化、機能強化型訪問看護療養費の新設
4. 維持期のリハビリテーションの見直し 維持期リハビリテーションの見直し、介護保険リハビリテーション移行支援料の新設
5. 画像のデジタル化の推進 眼底カメラ撮影の見直し、電子画像管理加算の算定要件の見直し
6. 明細書無料発行の推進


 今回の改定では、診療所が「かかりつけ医(主治医)」として、病院や介護への橋渡しを行う役割を担うことを明確に位置付けるとともに、デジタル化を進めることで医療の質と患者満足度の向上を図ることが期待されていることが分かります。


 本稿では上記6項目のうち、デジタル化に関係する(5)(6)について解説します。


●画像のデジタル化の推進:新たな画像診断料の点数区分


○画像診断料で新たな区分が設定される


 「眼底カメラ撮影」は、新たな機器の開発や撮影法の登場などにより技術進歩が著しい状況にあります。今回の改定では「診断や治療の質向上に資するイノベーションを適切に評価する」という観点から、「アナログ撮影料」「デジタル撮影料」の2種類の点数区分が設定され、報酬点数に差が付くようになります。この区分設定によって、眼底カメラのアナログ機器からデジタル機器への買い替えが進むと予想されます。


○電子画像管理加算の対象範囲にも変化


 今回の改定では、「電子画像管理加算」の対象はデジタル撮影した画像であり、「アナログ撮影した画像をデジタル化処理して管理・保存した場合は算定対象にはならない」ことが明確にされました。これにより、アナログフィルムをスキャナなどで読み込み、デジタル化する場合でも点数加算ができなくなります。そのため、CR(Computed Radiography)方式やDR(Digital Radiography)方式のデジタルX線撮影装置への買い替えが進むことになるでしょう。


 このように画像分野ではデジタルとアナログの点数差がはっきりと付いたことで、政府のデジタル化推進の施策が明確になっていることが分かります。デジタル撮影を取り入れることで医療の質の向上、患者の待ち時間短縮などの効果が高く評価されていると考えられます。


●明細書無料発行の推進:レセコンの買い替えや無料発行の対象機関が拡大


 前回(2012年度)の改定を受け、電子レセプト請求の義務付け対象となる400床以上の保険医療機関、保険薬局では2014年4月から明細書を無料で発行することが義務付けられています。昨今の電子レセプト請求の普及状況を考慮して、その範囲が拡大されることになります。400床未満の病院でも2015年3月末までに無料発行対応の必要があることに加えて、診療所においても明細書発行機能がないレセプトコンピュータ(レセコン)を使用する場合などの「正当な理由」に該当する場合は、その内容を厚生局に届け出ることになりました。その影響を受けて、レセコンの買い替えが進むと予想されます。


 社会保険診療報酬支払基金の調査(平成25年12月請求分)によると、電子レセプト請求の普及状況(医療機関ベース)は、病院では400床以上で99.6%、400床未満で99.0%となるなど普及がほぼ完了しており、診療所の導入率も85.5%となっています。この流れを受けて今後、明細書発行の義務化範囲は全医療機関に広がると考えられます。


 レセプトコンピュータの導入、そして請求データのデジタル化を進めることで、請求事務の効率化が大幅に図れるとともに、最近ではレセプトのチェック処理もシステム化が進んでおり、請求自体の精度の向上にも一役買っています。


 診療所にとってデジタル化を進めることは、投資を伴うことであり、慎重に考える必要はあります。一方、慎重になりすぎては機会を逸することにもつながります。医療機関の経営においては、政府の意図をくむことも経営戦略の1つであり、より迅速な対応が求められているといえるでしょう。


(TechTargetジャパン 2月9日)


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【 2014/02/17 】 訪問看護ニュース | TB(0) | CM(0)

母を看取り 今がある

医療・介護問題 伝えたい


 フリーアナウンサーの町亞聖さん(40)は昨年、日本テレビを退社し、医療・介護関連のイベント司会や番組出演に力を入れています。町さんを突き動かし、支えているのは、18歳から10年間、くも膜下出血で倒れた母の広美さんを介護し、自宅で看取(みと)った経験だといいます。


くも膜下出血


 母が発症したのは1990年1月。私は高校3年生で、3学期の始業日でした。朝、ベッドでぐずぐずしていると、6歳下の妹が「お母さん、体調が悪いみたい」と伝えに来たのです。顔色は悪かったものの、「少し横になれば大丈夫」と言うので、布団に寝かせて登校しました。


 夜になっても頭痛が治まらず、父が近くの総合病院に連れて行きました。翌日の検査の後、医師から命の危険も伴う開頭手術になると説明を受けました。「心配かけてごめんね」とわびる母を前に、みんな涙が止まりませんでした。


 手術は成功したが、右半身がまひし、言語障害、知能低下などの後遺症が残った。容体が安定するまでの数か月間、父と交代で付き添った。


 80キロあった体重が30キロ台まで落ち、ほとんどしゃべれなくなった母の姿はショックでした。でも、慣れない家事をし、弟と妹の面倒もみなければならない。大学受験に失敗して予備校通いとも重なっていたので、泣いている暇はありません。戸惑いながら全力疾走した感じでした。


 リハビリ病院への転院を経て自宅に戻るまで、1年かかりました。久しぶりに家族そろっての暮らしを始めるにあたって、「母を母として扱い、できる範囲で家事はしてもらおう」と話し合って決めました。その頃には、母も家の中なら伝い歩きができるようになっていました。ただ、料理はできず、入浴には介助が必要です。会話も短い言葉を発するのがやっとでした。


 もどかしい思いでいっぱいだったはずなのに、それでも母は笑顔を絶やさなかった。元々、おおらかな性格で、私が愚痴や悩みを口にすると、「仕方ないのよ」「大丈夫」と励ましてくれました。


 車いすの母と外出するようになって、歩道には高い段差があり、車いす用のトイレも十分に整備されていない現実に憤りを覚えました。それがパワーとなって、小学生時代から漠然と抱いていたアナウンサーへの憧れが、明確な目標に変わりました。「福祉の問題点を多くの人に訴えたい」と思ったのです。


 採用試験の面接では、母との生活を通して学んだことを話しました。合格できたのは母のお陰と思っています。


 入社当初は深夜番組を担当していたので、朝と昼は母と一緒に食事をし、晩ご飯を作ってから出社する毎日。世間の人がイメージする華やかな生活とは無縁でしたが、夕方帰宅する高校生の妹らと家事を分担できて都合が良かったのです。


末期がん発覚


 入社4年目の98年。町さんは、広美さんの車いすに敷いてある座布団が血で赤く染まっていることに気づく。末期の子宮頸(けい)がんだった。


 母は言葉が不自由なんだから、私がもっと注意しておくべきでした。今でも後悔の念は消えません。


 都内で入院して抗がん剤治療を受けていましたが、その効果も薄れてきた時、私は「最期は家で迎えさせてあげよう」と決断しました。長くベッドで過ごしてきた母を、病院で逝かせたくなかった。幸い、当時は珍しかった緩和ケアを行う病院を自宅の近くで見つけました。主治医と話し合いを重ね、「町さんのご家族なら大丈夫」と太鼓判を押して下さった時は、不安が軽くなりました。


 訪問看護師に毎日来てもらい、私たちは体をふいたりオムツを交換したりする以外は、そばにいるだけ。でも、母に「行ってきます」「ただいま」「おやすみ」が言えることで、家族みんなが心穏やかに過ごせたと思います。


 早朝の番組のため深夜2時に家を出る時は、リビングルームで寝ている母の様子を見に行くと、目を覚まして私を片手で静かに抱きしめてくれるんです。「帰ってくるまで、生きててね」。社に向かうタクシーの窓から星空を見上げ、祈りました。在宅看護を始めて1か月半後、母は家族が見守る中、安らかな笑顔で49歳の生涯を終えました。


 広美さんが亡くなった後、今度は父がアルコール依存症になり、2005年、病気で他界した。


 実は子どもの頃、威圧的で酒癖の悪かった父を嫌っていました。でも、母を献身的に看病する姿に、初めて尊敬の念を抱くことができたのです。母の死後、お酒に走った父に「お母さんの分も生きなきゃ」と妹と2人で励ましましたが、結局、支えてあげられませんでした。


 それでも私は、母が与えてくれた経験を無駄にはしたくない。これからますます重要性が増す医療や介護の問題を取材し、私なりの言葉で伝えていきたいと思っています。


 まち・あせい フリーアナウンサー。1971年、埼玉県生まれ。立教大文学部卒。95年、日本テレビ入社。2000年にアナウンス部から報道局に移り、医療や介護の現場を取材した。11年6月にフリーに転身。著書に「十八歳からの十年介護」(武田ランダムハウスジャパン)。


(2012年3月19日 読売新聞)


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介護はプロと「チーム」で

新作講談 まず母に


 アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の森雪役で知られる声優の麻上洋子さん(59)は、神奈川県藤沢市の実家で夫や同居の姉と協力しながら、実母の秀さん(87)の介護を続けています。最近は講談師としても活動している麻上さん。介護と仕事を両立させるコツは、家族以外の手も積極的に借りることだといいます。


脳梗塞で


 母は2006年、脳梗塞で突然倒れ、救急車で運ばれました。一命は取り留めたものの、寝たきりの状態になり、話すことも食べることもできなくなりました。胃に穴を開けて管で栄養を注入する胃ろうを付け、3か月後に退院。本格的な介護生活が始まりました。


 秀さんは03年頃から認知症の症状が出ていた。秀さんの世話をしていた姉が体調を崩したため、麻上さん夫婦も東京都内から実家へ転居。協力して母を見守ろうと考えたのだが、麻上さんはマネジャーの夫と電車で1時間近くかかる都心に仕事へ出掛けることが少なくない。泊まりがけで地方へ赴くこともある。


 介護の専門家が来てくれる時は、しっかりお任せすることが肝心です。訪問看護師は毎日、ヘルパーは週1回、歯科医師やマッサージ師は月1度といった頻度で多くの方が母のために足を運んでくれます。マラソンの高橋尚子選手を支えたスタッフ陣を「チームQ」と言うそうですが、私は「チーム秀」と呼んでいます。


 1日の介護の流れを全員が把握することが大切ですから、パソコンで連絡シートを作成しました。左端に1時、2時と時刻を入れた表に、訪問したチーム秀の皆さんそれぞれに、「おむつ替え」「清拭(せいしき)」「眠っていた」などと記入してもらっています。留守中の母の様子がわかるので安心。1日1枚の連絡シートは電話帳くらい分厚くなりました。


 入浴など家族だけでは難しい介護もありますし、介護ばかりでは息が詰まってしまう。私が両立できるのは、皆さんが支えてくれるおかげです。


 秀さんとの意思疎通は困難ながら、少しでも快適な生活を送ってもらいたいと、麻上さんは試行錯誤と創意工夫を重ねている。


 06年に母が緊急入院している間、病院のスタッフが行うおむつ替えやリハビリの方法をしっかり観察して覚えるよう努めました。介護のコツや体験談が書かれた本も図書館でたくさん借りました。介護の予習のつもりでしたが、実際の介護では予想外のことだらけです。


 胃ろうの管を固定する台がなかなか入手できず、板とクギで自作し、退院に間に合わせました。母がおなかを壊した時は、新聞の健康欄に紹介されていた胃ろうの食事を試してみました。寝たきりだと歯磨きや洗髪が難しい。そこで、口の中に細いチューブで少しずつ水を流し、バケツで水を受ける工夫をしました。また、防水シートで頭の周囲に土手をつくり、水をバケツで受けるようにして、布団をぬらさずに洗髪しています。手応えを感じると、もっともっと改善したくなる。


想像力生かす


 介護は想像力だと思います。心地いいとか痛いとか、言葉にできない人の気持ちを推し量る。認知症の人はわからないと考えがちですが、そんなことはありません。母は湯船に入ると、柔らかな表情で「ぷーっ」と満足そうに言うのです。私たちは大変なのですが、達成感で疲れも吹き飛びます。


 それに、きれいにしてあげるのは大切なことです。髪や肌がつやつやなら介護する私たちも気分がいいですし、家族以外の人も丁寧に触ってくれるような気がします。



 介護と並行して、近年は講談師の仕事に力を入れている。古典にとどまらず、自作の講談も人気の演目。新作が出来たら、最初に秀さんに披露する。


 詩人金子みすゞの一生を語る新作講談も、母に真っ先に聞いてもらいました。みすゞの詩が初めて雑誌に掲載された場面で、母は「うううっ」と、まるで喜んでいるような声を出しました。趣味の俳句を雑誌に投稿していましたから、掲載される喜びを思い出したのでしょうか。こんな時、母は私たちが話すことを本当は理解しているのかもしれないと感じます。


 私が幼い頃、母は病気で視力をほとんど失いました。よく育ててくれたと思います。そして今も、話すことはできなくても、介護することを通じて、母は私に思いやりや情愛など様々なことを教えてくれているような気がします。母が笑ってくれるだけで、幸せな気持ちになれるのです。


 昨年、地元の藤沢で念願だった講談の会を開いていただきました。母も楽屋で聞いてくれました。今年も9月に藤沢市民会館で行われます。たくさんのお客さんはもちろん、また母にも聞いてもらえるよう、元気でいてほしいと思います。


 あさがみ・ようこ 1952年、神奈川県藤沢市出身。73年に声優デビュー。アニメ「銀河鉄道999」ガラスのクレア役、「シティーハンター」野上冴子役など出演作多数。92年に講談師の一龍斎貞水に入門し、「春水(はるみ)」の号を受ける。04年、真打ち昇進。子ども向けの講談教室など、活動の場を広げている。


(2011年7月10日 読売新聞)


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遠距離介護…「自分を大事に」共感の輪

張りつめた気が楽に / 最期の会話に安らぐ


 精神科医、香山リカさんの「ケアノート」に対し、読者の手紙やメールなどが寄せられた。香山さんの話に自分の体験を重ね、「介護する側が元気でいることが大事」というメッセージに共感したとの声が多かった。


 香山さんは、2010年11月、北海道小樽市に住む82歳の父を亡くした。東京からの遠距離介護を続け、多忙で思うように時間が取れないことにストレスを感じたという。父本人の意向も踏まえて、入院先から自宅に帰して看取る決断をし、「よい最期を迎えられたと思う」と語った。


 感想を寄せた人には男性の遠距離介護体験者も目立った。都内の男性(60)は2年前、九州に住む母(94)の介護をするため会社を早期退職し、東京に妻を残して実家に戻った。2、3か月実家に滞在し、ショートステイなどを利用して1か月ほど東京に戻るという二重生活が続いた。実家では夜中に何度も母をトイレに連れていくなど心が休まることがなく、「介護とは我が身を削ることだと思った」と振り返る。


 2010年12月、特別養護老人ホームに入所できたのを機に、東京に戻った。母に電話をすると「会いたい」と言われ、「これでよかったのか」と思うこともあるが、香山さんの「まずは自分を大切に」という言葉を励みに、できるだけホームに通うつもりという。


 別の都内の男性(53)は、父を介護する母(80)を手伝うため週末に電車とバスを乗り継いで埼玉の実家に通う生活が3年ほど続いた。「仕事と介護で常に気持ちが張りつめていた」と振り返る。その父が今年1月に85歳で亡くなり、母は独り暮らしに。母は以前脳梗塞で倒れたこともあり、週末に実家に帰る生活が続く。「記事を読み、頑張っている自分を認めてあげることも大事と知り、気が休まった」と話す。


 在宅での看取りに関する体験も寄せられた。今年1月、86歳の父が入院先で亡くなった都内の女性(49)は「家に帰りたがっていたのに、かなわなかったのが心残り」とメールを寄せた。病院の看護師やケアマネジャーと打ち合わせを繰り返し、ようやく自宅で受け入れる見通しが立った時に亡くなったという。


 一方、がんの夫を自宅で看取ったという群馬県の50代の女性は「ごく普通の暮らしの中で死を迎えられ、夫も満足しているでしょう」とつづる。亡くなる前、「一緒に暮らせてよかった」「ありがとう」などと言葉を交わしたという。「訪問看護などの体制を整えた病院が近くにあったのは幸運だった」と振り返った。


 こうした声に香山さんは「遠距離介護になるのには、それなりの理由があるのに、自分を責めてしまいがち。親元を離れて活躍する子の姿を喜ばない親はいないということを忘れないで」と話す。遠距離介護者が集まるNPO法人「パオッコ」(東京)理事長の太田差恵子さんは、「遠距離介護は1人で抱え込まないことが大事。地元の介護に関する情報を収集し、利用を検討してほしい」と助言した。


(2011年3月9日 読売新聞:ケアノート)


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【 2014/02/12 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

患者にとって必要な「医療と介護の連携」とは? NO.5

「地域包括ケア」の導入・実現が不可欠


 地域包括ケアシステムの構築には、それぞれの地域特性を踏まえながら、医療と介護の連携強化がはかられる必要があります。


 東日本大震災の津波による被害が広がる中で、津波の被害から逃れた介護施設では、介護が必要な高齢者のショートステイ機能が働かず、一般避難所では、元気だった高齢者も廃用症候群(=体を動かさないことにより、筋肉、骨などが萎縮し、体全体の機能が低下)が起こっている状況あります。


 これはまさに、「地域包括ケア」そのものの概念の導入・実現が求められている状況だといえます。


 たとえば、財政破たんした夕張市の医療再生のプロセスでの議論で役立った「地域包括ケア」の概念は、その時だけの話で終わってしまっていいのでしょうか?


 医療過疎と向き合いながら、従来通りの医療供給体制にはない、在宅をメインにした医療改革の推進が望まれたはずなのに、うまくいかないのはなぜでしょうか?


欠かせない「住まい」という視点


 これからの医療が目指すべき方向性を考えるには、従来のように、病院の中だけの医療や、医療関係者だけの議論では、もはや拡がりはないと考えます。今後は、患者・家族が地域における一人の「生活者」である、ということを視野に入れた、包括的なケアの概念を持った医療連携が必要ではないかと考えています。実はこれがとても難しいのです。 それには、「住まい」という視点も欠かせません。


 地域に必要な医療を届けられる環境にしながら、医療や介護が重装備にならないために、「予防」という観点も共に考えられる「まちづくり」にまで発展できたらと願う所存です。


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【 2014/02/10 】 訪問看護とは | TB(0) | CM(0)

患者にとって必要な「医療と介護の連携」とは? NO.4

「こんな重い症状の人は在宅は無理」は本当か?


 しかし、これをうまく活用しないとせっかくの施策も機能しません。


 包括ケアの中では、在宅療養への速やかな移行と、その調整には病院の中でのシステム作りや、院内での教育も欠かせません。ところが、病院の中の方々が、在宅のことをあまりよく知らないという現状があります。


 たとえば、「こんな症状の重い人は在宅では無理でしょう」と病院内の方々がイメージできないとの現状があります。


 患者である市民の側から、病院の方々に対し、「在宅療養という選択肢もある」ということを、提示することも必要ではないかと思っています。なぜなら、こうした「患者側の力」によって近年、病院のあり方を大きく変えつつあるからです。


がん専門病院から「地域」へつなぐ


 一方、がん治療は化学療法や、放射線治療の進歩により、ますます外来治療に重点がおかれています。再発がんに対しても「がんと共に生きる」という考えのもと、緩和的な化学療法が続けられる時代となっています。その中で、がん専門病院から地域へつなぐ医療連携はますます重要になっているのです。


 ますます増え続けるがん患者に対する医療、高齢化に伴う認知症や、基礎疾患を持った状態でのがん治療はどこまで有効なのでしょうか。


 こうした問いかけに答えるためにも、これからは、「相談窓口」がきちんと機能しなければならない時代となっています。


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【 2014/02/07 】 訪問看護とは | TB(0) | CM(0)

患者にとって必要な「医療と介護の連携」とは? NO.3

「医療と介護」はなぜうまく連携できないか


 これまでさかんに「医療と介護は連携すべきだ」ということが言われ続けてきました。


 しかし、理念は共有できても、なかなか上手く連携できない歴史があります。たとえば、病院の医療者へのアプローチは介護関係者にとっては敷居が高く、なかなか情報共有ができない状況が続いていることなどです。


 前述の「継続的なケアの推進」には欠かせない、「退院調整」、つまりスムーズな在宅移行支援なくして、在宅ケアは実現しません。


 在宅ケア推進に向けた移行期にある中、今回の診療報酬改定の目玉だったのは、診療報酬や、介護報酬上の手厚さです。


 たとえば、訪問看護の立場では、これまで、夢物語とされた外泊時の訪問看護の適応、退院後2週間の特別指示書(訪問看護を開始するにあたり、一般の指示書に加えて主治医が記載したもの)での医療保険適応など、これまでより、不安なく在宅ケアへつなげる保険上の誘導策がとられたのです。


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【 2014/02/06 】 訪問看護とは | TB(0) | CM(0)

患者にとって必要な「医療と介護の連携」とは? NO.2

医療・介護保険同時改定の年に

 2012年度は医療保険・介護保険の同時改定の年でした。


 ここで注目すべき点は、在宅ケア実現に不可欠な「医療と介護の連携」を目指し、随時訪問も含めた、切れ目のない「24時間地域巡回型訪問介護サービス」の提案がなされたことでした。加えて、在宅ケアの限界点を挙げる提案もなされました。


 日常生活圏域(30分で駆けつけられる圏域)の中で介護と医療、予防、生活支援、そして住まいも含めた5つの視点を持つ「地域包括ケア」が目指すところです。


 地域包括ケアを実現するには、次の5つの視点での取り組みが「包括的(利用者のニーズに応じたそれぞれの適切な組み合わせによるサービス提供)」「継続的(入院、退院、在宅復帰を通じて切れ目のないサービス提供)」に行なわれることが必須であるとされます。


(1) 医療との連携強化
24時間対応の在宅医療、訪問看護やリハビリテーションの充実強化


(2) 介護サービスの充実強化
特別養護老人ホームなどの介護拠点の緊急整備 ・24時間対応の在宅サービスの強化


(3) 予防の増進
できる限り要介護状態にならないための予防の取り組みや自立支援の介護の推進


(4) 見守り、配食、買い物など、多様な生活支援サービスの確保や権利擁護など
一人暮らし、高齢夫婦のみ世帯の増加、認知症の増加を踏まえ、様々な生活支援(見守り、配食などの生活支援や財産管理などの権利擁護サービス)サービスを推進


(5) 高齢期になっても住み続ける事のできるバリアフリーの高齢者住宅の整備(国交省)
高齢者専用賃貸住宅と生活支援拠点の一体的整備、持ち家のバリアフリー化の推進



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【 2014/02/05 】 訪問看護とは | TB(0) | CM(0)

患者にとって必要な「医療と介護の連携」とは? NO.1

患者側の力が病院のあり方を変える

 1992年から20年にわたって、都会の中で、在宅ケアに必要な「訪問看護」を実践してきました。


 そして、老いても、病んでも、認知症になっても、それがたとえ死に至る状態であっても、患者が「住み慣れた家」で最期まで暮らし続けられるように、訪問看護ステーションのスタッフらとともに、さまざまな活動を続けてきました。


「エイジング・イン・プレイス」


 たくさんの方々をお世話させていただきながら、いま盛んに求められている「医療と介護の一体的提供」の中で、その橋渡し役になるには、これまでの「訪問看護」の実践の経験が生かされると思っています。


 また、本当の意味での「地域包括ケア」とは、決して、高齢者のみにとどまらない、すべての人が、エイジング・イン・プレイスといった、地域の中で「生まれ」、「育ち」、そして「老いて」、「穏やかに亡くなる」ところまでを支える、医療と介護の一体的提供でなければ本物ではないと思っている次第です。 



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【 2014/02/04 】 訪問看護とは | TB(0) | CM(0)

夫のリハビリ 甘え排す

2度の脳内出血 あきらめない


 小説家の陳舜臣(ちんしゅんしん)さん(86)は、1994年と2008年の2度、脳内出血で倒れました。現在は、日中の大半を車いすで過ごし、執筆は妻の未知さん(81)が口述筆記しています。リハビリを支えている未知さんは、「『死ぬまで作家でいたい』と願う夫を、出来る限り手助けしたい」と話しています。


 夫は現在、要介護5です。デイサービスとリハビリに週に2度ずつ通っているほか、ヘルパーさんにも毎日3、4回来てもらい、訪問看護やショートステイも利用しています。手足が自由に動かせないので食事やトイレなどに介助が必要ですが、ページをめくってあげれば、新聞もじっくり社説まで読みます。


 夫が最初に倒れたのは94年8月、70歳の時でした。兵庫県宝塚市での講演の最中に気分が悪くなり、舞台のそでに戻って倒れたそうです。入院先で当初は意識があったのですが、1週間ほどして容体が急変。水頭症になる危険があったため、手術を受けました。


 後遺症で右半身にまひが残り、計5か月間の入院生活を送りました。新聞の連載小説の仕事を控えていたため、主治医がリハビリに、ワープロの練習を提案してくれました。先生は毎晩病室に来て、読み書きなどにも、根気よく付き合ってくださいました。それなのに夫は、「ワープロは嫌」と言うなど、渋々といった態度で、申し訳なくて。何度も、頭をポコンとたたいてやりたい気持ちになりました。


 字を書くのはまず左手で練習を始め、次に右手を左手で支えれば書けるようになりました。 


 95年1月に退院。5か月ぶりに神戸市の自宅に戻った4日後の早朝、阪神大震災に遭った。けがはなかったが室内はめちゃくちゃになったため、京都で10日ほど過ごした後、震災前から予定していた沖縄へリハビリに出かけた。


 リハビリといっても、毎朝、はだしで砂浜を1往復するだけ。休憩しながら、2人で小一時間歩きました。夫は右足が思うように動かせず、左足は深く砂に埋まる。疲れて時々、泣きそうになりました。でも、泣きたいのは私の方。少し離れた場所で思い切り泣いてから戻り、「はい、始めるよ」と声をかけ、歩き続けました。


 リハビリについて、主治医からも、医師をしている娘婿からも「患者を甘やかすとだめになる。家族は鬼になって」と言われていました。だから私は、鬼になったんです。


 ビーチへの道は坂道で、階段もある。毎日、そんな所を歩いたのもよかったのでしょうか。2か月後、沖縄を離れる時には、つえなしで歩けるようになっていました。 


 舜臣さんは病後、仕事の量を減らし、好きなお酒もほとんど飲まなくなった。毎朝、自宅マンションの庭を散歩し、週3日、プールで水中ウオーキングをするなどして、海外へ取材旅行に出かけられるほど回復した。だが、一昨年1月、自宅で再度、脳内出血を起こし、入院した。


 今度は左半身にまひが残りました。飲み下しができない嚥下(えんげ)障害も起こしたため、胃に穴をあけて栄養を流しこむ「胃ろう」の手術もしました。退院する際に要介護認定を受けると、要介護5でした。


 転院したリハビリ病院で調べてもらったら、のみこみはできるとわかりました。おかゆを食べる練習から始め、3食ともほぼ普通の食事を取れるようになりました。


 病院で立つ練習をする時、夫は「なんでこんなことをするんや」と理学療法士さんに文句を言ったらしいです。その方は文章と写真で、訓練について説明してくれたそうです。夫は「けんかしたけど、親友になった」といい、退院する時は2人とも、涙を流していたほどです。


 長時間の外出は難しくなったのですが、昨年10月、息子や娘、孫ら総勢11人で沖縄に連れて行きました。たった5日間でしたが、知人が紹介してくれた地元の男性ヘルパーさんや多くの方のおかげで、夫は1日ごとに目に見えて元気になりました。


 ビーチに行くのは無理だと思っていたのですが、ヘルパーさんが長い石段を車いすごと持ち上げて運んでくれ、足を海水につけることができました。水族館へ出かけたり、手すりのない湯船につかったりもさせてもらいました。


 「病人じゃないんですよ」。ヘルパーさんは夫にこう話されました。その言葉で夫も「体が不自由でも消極的になってはいけない」と感じたようです。思い切って出かけたかいがありました。


 夫もいい年だから何もしなくていい、と思うのですが、「やっぱり書きたい」と言います。夫に意思がある以上、私も元気でいなければなりません。仕事の依頼が来たと伝えると、夫はいつも「する」と答えるし、取材を受ける時は目がキラキラしてうれしそうなんです。


 去年、沖縄に行った時のように、夫がやる気を出すことで少しでも回復するならと思い、4月中旬から2か月ほどの予定で、また沖縄に滞在しています。車いす生活から抜け出すことをあきらめず、後悔しないようにやるしかない、と思っています。

 ちん・みち 1929年、台湾・台南市生まれ。神戸市立外事専門学校(現神戸市外大)卒。父は貿易商。6歳の時に一家で来日し、神戸市で育つ。21歳の時、神戸市生まれの同胞・陳舜臣さんと結婚。舜臣さんは61年に「枯草の根」で江戸川乱歩賞、69年に「青玉獅子香炉」で直木賞。今年3月に結婚60周年を迎えた。


(2010年5月9日 読売新聞)


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