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多様化する医療IT製品・サービス、専用SNSや高性能タブレットが登場

多様化する医療IT製品・サービス
専用SNSや高性能タブレットが登場



 関連省庁によるガイドラインの策定により、民間企業によるデータセンターへの医療データ保存が解禁された。それを受け、医療分野のクラウドサービス(医療クラウド)への関心が高まっている。一方で、その使い勝手の高さから、タブレット端末などの利用も医療現場で進んでいる。


 医療ITは急速に進化し、多様化を遂げつつある。では現状、どのような製品やサービスが登場しているのか。医療クラウドのさらなる普及を目的に設立された医療クラウド推進コンソーシアムは2014年2月28日、医療ITの現状に関する勉強会を開催。本稿では、その中で発表された医療分野向け製品・サービスを展開する各社の取り組みを紹介する。


●医療・介護の現場を支援するSNS


 ソフトバンクテレコム ヘルスケアビジネス推進室の小林広明氏が紹介したのが、JRCエンジニアリングや日本エンブレースなどと共同開発し、2013年7月に提供を開始した医療機関・介護施設向けSNSの「メディカルケアステーション」(MCS)である。


 在宅医療の現場では従来、患者宅の連絡ノートによるスタッフ間の情報共有が広く行われてきた。しかし、この手法には情報の迅速な把握が難しく、きめ細かな対応が困難という問題が残されていた。


 MCSはこの問題に抜本的な対応を図ったサービス。その特徴は「つぶやく」「見る」というシンプルな操作で、現場での情報共有度の大幅な底上げが見込めることだ。利用に際して患者ごとにスレッドを立ち上げ、タイムライン上に伝言を残しておくことで、関係者はいつでも、どこからでも内容を確認できる。伝言を過去にさかのぼり確認することで、途中から介護に参加したスタッフも、これまでの経緯を容易に把握することが可能だ。


 ファイル添付によって各種ファイル形式のデータを共有できる。医用画像の共有を通じた読影など、さまざまな利用法が考えられる。完全招待制のアクセス制限やクライアントとサーバ間の通信の暗号化により、情報の高い機密性も実現した。しかも、利用料はデータ容量が1Gバイトまでは無料だ。


 ソフトバンクテレコムでは2010年からクラウドサービスの「ホワイトクラウド」の提供を開始。同クラウドは医療機関からも利用を集め、同社ではPACS(医用画像管理システム)やレセコンといった院内システムや、在宅介護などの院外利用を想定したシステムのクラウド移行も支援してきた。そこで判明した医療クラウドの課題が、院内システムを切り出す場合にはシステム間連携のために、少なからぬコストが発生し、そのことが利用を阻む一因となっていることだ。


 「だが、院外利用を想定したシステムなどは、その特性からクラウドと非常に相性が良い。そこでMSCを医療クラウドの中核に位置付けるとともに、連携アプリの提供環境を整え、アプリパートナーから料金を徴収するモデルを採用することで、無料で気軽に採用することを可能とした」(小林氏)


 利用は着実に進んでおり、例えば豊島区医師会は在宅難病訪問支援事業でのコミュニケーションネットワーク構築のためにMCSを採用。在宅クリニックを起点に地域の介護施設や調剤薬局など適用領域を広げている。


 「全県の医師のネットワーク参加を検討する医師会もある。その場合、医師の相互の信頼感により患者紹介の円滑化も見込むことができる」(小林氏)。同社では今後、連携アプリのさらなる拡充を通じ、利便性向上に取り組む計画だ。


●ハイエンドタブレットの医療機関向け対応も


 バンバンゲームの代用取締役 マーケティングディレクターを務める山川正樹氏は、同社の最新Androidタブレット「KALOS」の特徴を解説した。バンバンゲームはゲームなどのソフトウェア開発を皮切りに、タブレット開発にも乗り出した台湾の新興メーカーである。2012年にはAndroidタブレットの「MiSS」をリリース。KALOSはその後継機種である。


 同製品の一番の特徴は、2560×1600ドット表示の10.1型IGZO液晶ディスプレーの採用による、極めて高い画面解像度を実現した点である。


 医療現場ではタブレットの利用が進みつつあるが、画面解像度の低さが電子カルテなどの確認時の課題とされてきた。だが、KALOSでは「拡大表示させることなく新聞を読むことが可能。これによりカルテ確認時の手間を抜本的に削減できる」(山川)という。


 KALOSはNVIDIAのTegra 4をプロセッサに採用し、2Gバイトのメモリと16Gバイトのストレージを搭載する。本体にmicroSDXCメモリカードを装着することで、大量データの持ち運びも可能だ。


 NFC(Near Field Communication)にも対応しており、非接触型ICカードと組み合わせた認証も可能。また、CMOSセンサー搭載の約1300万画素カメラを搭載しており、訪問看護時に撮影することで、鮮明な画像による患者の記録を残すこともできる。実売価格は4万6000円前後(税別)。今後は消毒面や防水など医療機関向けのカスタマイズにも対応することで、さらなる拡販につなげるという。


●ベトナムではこの5年で医療市場が2倍に拡大


 トライアローの業務企画室で室長を務める伊藤博樹氏は、同社のベトナム市場の開拓に向けた取り組みを紹介した。伊藤氏によると、ベトナムではODA(政府開発援助)を受けることで高価な診療機器が医療機関に導入される半面、そのメンテナンスの不備によって耐用年数まで使い続けることが困難な状況にあるという。この状況を改善すべく、トライアローがベトナムでの提供を決めたのが、各種検査機器のメンテナンスサービスである。


 「ベトナムでは、検査機器を壊れるまで酷使する状況にある。われわれがサービスを提供することで、製品寿命を延ばすとともに医療機関のコスト削減も支援できるはずだ」(伊藤氏)


 トライアローは2014年4月に準備室を現地に設置し、2015年4月から営業を開始する計画だ。メンテナンスサービスの提供に加え、無料のユーザー研修会の開催や検査機器の現地語での詳細なマニュアルの提供なども予定している。


 トライアローのベトナム進出の背景には、同国で医療市場が急拡大していることがあるという。イーグルワンエンタープライズで代表取締役を務める斉藤達也氏はベトナムにおける医療IT市場の現状を次のように説明する。


 「ベトナムには1200の国公立病院と1万1000施設の診療所が存在するが、その医療市場は2013年で約120億ドルと、過去5年で2倍に成長。この拡大著しい市場をターゲットに、現在、各国の医療関連企業がサービス保守や販売などのビジネスモデルの確率でしのぎを削っている」(斉藤氏)


 イーグルワンエンタープライズは日本企業のベトナム進出を長年にわたり支援してきたコンサルティングファームだ。2013年には中堅・中小企業の新興国への進出を支援する日本貿易振興機構(JETRO)の事業委託先にも選定されており、戦略策定やマーケティング、ビジネスマッチングなどの活動を展開している。斉藤氏によると、ベトナムは日本企業にとって進出が容易な国の1つであるという(関連記事:外国人看護師・介護福祉士の育成に貢献する、HIDAの人材育成制度とは?)。


 「ベトナム国民は日本に対して極めて友好的。日本人と同じように本音と建前を使い分けるため、合理的に話を進められないこともしばしばあるものの、東南アジア各国の中では進出リスクが最も低い国といえる」(斉藤氏)


 総人口は9000万人、そのうち就業人口は5000万人に達するとされており、就業人口では2020年までに日本を追い抜くと予測される。その高い成長性を背景に、今後、国外のみならず国内の医療関連ベンダーのベトナム進出も加速するはずだ。


(TechTargetジャパン 3月20日)


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【 2014/03/31 】 訪問看護ニュース | TB(0) | CM(0)

「暮らしの保健室」を作り、住民相談に応える秋山正子さん(3)

 個人のなかでは、病気と暮らしは切り離せません。ただし病院は治療をするところなので、医師がすべて患者のことをみるのではなく、チームで補完してみることが必要です。病院を全否定しているわけではなくて、その人が本当にその人らしく過ごす場所として、生活をするなかでの病気を考えると、病院は不自然な場所ということです。もしも、自宅が療養には不適切な状況であれば、自宅に近い少し見慣れた景色のなかで過ごせたらと思います。


 逆に、自宅では家族も一緒に住んでいるために遠慮するということもあり、その場合は患者が緩和ケア病棟に入ったことで、ゆっくり面会できたということもあります。要は病院と在宅の組み合わせ次第です。



 ――高齢化が進むなかで、これからどんなことが必要でしょうか。


 一人暮らしの高齢者が増え、ちょっとしたことを隣の人に聞くという感じではなくなってしまう。かといってつながりが全く切れているわけでもない。つながってはいるけれど、つながり方が悪いケースもある。大都会の中で病院などの施設はたくさんあっても、連携が悪いために、それを「つないだ」り、「つなぎ替え」たりすることもよくあります。


 深刻なケースでは、生活保護の人が難病になり、医療は受けられるけれども、難病指定にともなう様々な福祉の支援を受けにくいこともあり得る。一人の難病患者の背景に精神疾患を持つ子供や、認知症の親がいたという場合など、医療や介護、障害などが全部混在したような状況があった時、現状はそこに対応する制度がない。私たちは、相談事例からみる連携の在り方の構築に取り組んでいます。


 一昔前は地区担当保健師がいて、予防的な面も含めてカバーしてくれました。業務分担によって失われていましたが、東日本大震災によって見直された。再びそれを取り戻さないといけない。制度の狭間に落ちた人を、地域で支え続けることが必要なのです。


秋山正子(あきやま まさこ)
 1950年、秋田県生まれ。73年、聖路加看護大卒。看護教育に従事した後、92年から東京・新宿で訪問看護に取り組む。ケアーズ白十字訪問看護ステーション所長。


(2013年6月1日 読売新聞)


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【 2014/03/28 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

「暮らしの保健室」を作り、住民相談に応える秋山正子さん(2)

 半分が医療相談で、うち3割ぐらいが、がんの相談です。医師の説明でわからないことがあった、検査データをもらったけれどどう判断してよいかわからない、出された薬を飲んでよいのか――とか、病院でちょっと聞けば済むはずのケースもたくさんあります。


 痛み止めを出されたことで、「自分はすごく悪い状態ではないか」と必要以上に心配していたがん患者さんのケースもありました。薬の説明書はもらっているのだけれど、自分の状況に合わせて考えられない。「薬を飲みながら活動的に暮らした方が良い」という話をしたのですが、アドバイスするうえでは、その人がどう考えて生きてきたのかを会話を通じて知ることも大切です。


 食欲がない、食事の工夫ができないかとか。このところ体調が優れないが病院に行った方がよいのかとか。遠方の子どもが体調不良だとか。暮らしそのものや家族にかかわる相談などいろいろです。



 ――不安の原因はどこにあるのでしょうか。


 患者さんは病院で診察を受けるのに1時間以上待っていて、同じ立場の人がいる中でそれ以上時間をとって説明を求めるのは難しいと思っています。現実に、丁寧に患者に説明するため夜遅くまでかかっている外来もあります。


 今の医療現場のなかで医師がすべての不安に答えるのは難しく、チームが補完しながら、患者を支えることが必要でしょう。相談支援を受けるにはどこに行けばいいのか、せめて案内があるといいのですが、残念ながらそれもない。結局患者さんは右往左往しながら、言い足りないことを抱えているのが実情です。


 医療の場で、医師に「これがベスト」と答えを出されると、患者は他に選びようがないのが現実です。治療医は治療に重きを置かれるので、緩和は二の次、三の次にされがちです。


 緩和医療は、あきらめるのではなく、生活の質を上げるためのものです。早期に緩和ケアに入った方が長生きしたというデータもあります。不安を取り除くことで暮らしやすくなる。仕事は続けた方がよいかどうかと他人に相談できることで緩和されるものもある。いわば「社会的な痛み」を取り除くことも合わせて緩和医療なんです。安心して暮らせることが一番で、そのためには気軽に相談できて、暮らしていける自信を取り戻せる事だと思います。


秋山正子(あきやま まさこ)
 1950年、秋田県生まれ。73年、聖路加看護大卒。看護教育に従事した後、92年から東京・新宿で訪問看護に取り組む。ケアーズ白十字訪問看護ステーション所長。


(2013年5月31日 読売新聞)


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【 2014/03/27 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

「暮らしの保健室」を作り、住民相談に応える秋山正子さん(1)

 東京都内で訪問看護を20年以上にわたって続ける秋山正子さんは2年前、大規模団地の空き店舗を利用して、住民の相談に応える「暮らしの保健室」を開いた。どんな悩みや不安を抱える人が訪れ、それをどう受け止めているのかを聞いた。


 忙しい医療現場のなかで、患者さんは多くの不安を抱えています。訪問看護は、がん患者のみならず、重度化して「最期」だけを任されるケースが多く、もっと早い段階からつながっていれば、もう少しゆったりした時間を過ごしていただけるのではないかという思いが強くありました。地域の中に保健室があることで、様々な病気でも、受診や訪問が必要なほどではないけれど悩みを抱えている、という人を支えることができるのではと考えています。



 ――相談に応じるのはどんな人ですか。


 数人の看護師や臨床心理士のほかに、約30人のボランティアが交代で2~3人ずつ常駐しています。ボランティアの中には、以前に訪問看護でみとった方のご家族も多く協力してくださっています。訪問看護では、ご本人や家族が納得して人生を終えることができるためのナビゲートをし、亡くなった後の遺族ケアもします。そして、その中の一部の方がボランティアになるという、地域の中の流れが生まれているのです。


 ボランティアは、定期的に臨床心理士を交えてミーティングを開いています。白十字在宅ボランティアの会で「聞き書きボランティア」の研修を受けた人もいます。聞き書きボランティアには時代背景なども調べて、その方がどう生きてきたかを引き出す力も必要になります。



 ――どんな風に話を聞くのですか。


 高齢化率が40%台後半と高く、一人暮らしの高齢者も多い場所柄、介護や福祉もかかわる様々な相談があります。


 事前に電話がある場合もありますが、多くは直接訪ねてきます。まずは、ボランティアとの井戸端会議のような自然な会話から始まります。「ご心配ごとはなんですか」と声をかけることもありますが、決して無理に何かを聞き出そうとするのではなくて、まず相手の話を聞くようにします。


 専門職もいますが、決してしゃしゃり出てはいきません。医療的な質問が出た時には、ボランティアは無理に答えることはせず、「看護師さんに聞いてみたら」と、専門職につなげるようにします。


 多くの相談は30分から1時間ほどの話の中で解決策が見つかりますが、その後も何度もやって来るリピーターも多いです。ふらっと来ては、顔なじみのボランティアとお茶を飲みながらお話をする。ここに来ると安心するんですね。暮らしの保健室は、人と接する「場」としての役割も果たしています。


秋山正子(あきやま まさこ)
 1950年、秋田県生まれ。73年、聖路加看護大卒。看護教育に従事した後、92年から東京・新宿で訪問看護に取り組む。ケアーズ白十字訪問看護ステーション所長。


(2013年5月30日 読売新聞)


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【 2014/03/26 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

講演で医師選ぶ

 かかりつけ医との出会いは10年ほど前、公民館の高齢者学級だった。講演では、健康に関する話に加え、在宅医療に力を入れていることなどクリニックの特徴を知ることができた。


 以来、月に1度、受診している。幸い、大病はしていないけれど、人間いつ病気になるかわからないので、いざという時に頼れるかかりつけ医がいるのは心強い。かかりつけ医をどう選ぶかは、周囲に評判を聞いたり、実際に診察を受けたりするだけでなく、市民講座などを活用して、医師の人柄や、診療にかける思いを知るのも良いと思う。


(2011年7月17日 読売新聞)


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【 2014/03/25 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

在宅医療に感謝

千葉県 主婦 59歳


 昨年、姉と一緒に母をみとった。享年85歳だった。


 余命1か月の末期がんだったが、在宅医療と訪問看護サービスを利用できることになった。姉の家で1か月、母と一緒に過ごした。


 医師も看護師も訪問のたび、私たち家族の疑問に丁寧に答えてくれた。母とともに家族のこともよく見てくれていると感じた。


 「在宅でみとると決心しただけで親孝行の9割は果たしている。だから無理をしないで」。そんな医師の言葉が心に残っている。


 母を見送り、今すがすがしい気持ちでいられるのも在宅医療のプロに出会えたからだと感謝している。


(2012年10月14日 読売新聞)


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【 2014/03/24 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

歩いて施設に入所も数ヵ月で寝たきりになる衝撃のワケ

 「なぜ、歩いて施設に入所したのにたった数ヵ月で寝たきりになるの?」これは今話題の一冊『ばあちゃん、介護施設を間違えたら、もっとボケるで!』という本の帯にあるキャッチコピー。「そういえば、うちのおばあちゃんもそうだった…」とこの言葉に胸がざわつく人も多くいるようだ。


 同書は、『「平穏死」10の条件』など多くの著作で知られる、在宅医療の第一人者・長尾和宏医師と、介護者を助けるためのNPO法人「つどい場さくらちゃん」(西宮市)を主宰し、関西地域では介護界のゴッドマザーと呼ばれている、丸尾多重子さんによる、認知症医療・介護業界の真実を語りつくした対談本。


 こてこての関西ノリで、時には下ネタもあり、毒舌も満載で、漫才を見ているように読み進められるのだが、そこで語られているテーマは、あまりにも深い闇であり、この飄々としたノリだからこそ活字に出来たことが垣間見れる。


 本の裏表紙には、スゴロクのようにこんな図式も…。


 まだまだ歩ける人を間違った施設に入れてしまう→暴れる→薬をたくさん処方される→車椅子で一日中ぼーっとする→寝たきりになる→ボケが激しく進む→まだ食べられるのに食べさせず、胃ろうを提案→終末期と言われ、施設から追い出されることも 


 「これは特異な例ではない。ごく一般的な認知症患者さんの末路です」


 本書の担当編集者は「お年寄りは認知症で状況が把握できないほど、介護施設に移されて環境が変われば、この身に何が起きているのかと不安が募って暴れ出すのは当然です。それをゆっくり落ち着かせ、なだめようとする余裕は今の介護現場にはほとんどない。無理やり睡眠薬等でおとなしく眠らせてしまう。すると運動機能は瞬く間に落ちますから、寝たきり状態になるのはあっという間です。また、施設にかかわる在宅医も同様に罪の意識なく薬を出す場合がある。一体、誰のための介護なのか? 介護施設は刑務所じゃありません。お金を払って入っているのです。問題なのは、介護施設職員の多くの人がそれを罪とは思っていないこと。本書は、介護業界で働く個人を責めているのではない。こういう状況になってしまった社会の仕組みを炙り出したかった」とか。


 これからの大認知症時代、誰しもが他人事ではないと長尾和宏医師。人生最後にして最大の「買い物」であるかもしれない、終の棲家となる「施設選び」。入る前に、いや、入ってからでも、ぜひとも読みたい一冊だ。


(夕刊フジ 2014/3/4)


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【 2014/03/20 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

ありがとう、としか言えない辛さ

(震災支援、される側の身になって考えてください)


 先週放送された、山田太一さん脚本の「時は立ちどまらない」をご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか。震災を題材にしたドラマと聞き、私は興味深く拝見しました。


 俳優陣の演技力がみごとで、情感豊かなドラマでした。岩手県の震災を中心に作られていて、二つの家族の人間関係がどう変化していくかを詳細に描いていました。


 海沿いに家があった漁師の家族、高台に住んでいたサラリーマン家族。


 一方は長男を津波で亡くし、その長男と婚約していた娘が残された高台の家族。高台の家族は、当然のことのように、「何かのお役に立ちたいと思います」と提案しますが、海側の家族の長老のセリフが印象的でした。


 「こちらはしてもらうばっかりで、ありがとう、ありがとうとしか言えないんだ」


 はっとしました。


 「3.11」の映像が映し出されるたびに被害の大きさが思い返されたのですが、当時、聖路加看護大学から保健師や看護師を連れて、福島県の保健センターの保健師さんたちと必死に活動をやっていたころ、私たちは被災者に何度も「ありがたいと思っています」と言われました。こちらは当然の事だと思って活動をしていたのですが、みなさんの気持ちは違っていたのだと気が付きました。


 ありがとうという気持ち半分、ありがとうとしか言えない辛(つら)さの気持ちが半分あったのだと。


 あれから3年、気持ちに違いは生まれたでしょうか。あると思います。もう「ありがとう」ばかりではないという気持ちです。


 先日、郡山の保健センターに行き「ハマラッセン・キッチンプロジェクト」をやった時も、「もう物資の援助はいりません」とはっきりと言われました。精神的な変化が形になって表れてほしい時期になってきている。努力が報われない人たちの気持ちをどう前向きにするかの4年目です。


 あの時に、ありがとうと言う側と言われる側の気持ちは、永遠にひとつになることはないのだと思いました。


 私は現地に行くと、それこそ長年の友人のひとりのようになって、保健センターの人々と話ができます。でも、それは社会人としての態度であって、本当は現地の「経済」を復興させることが出来なければ、メンタリティーの改善はできないのではないかと、みなさんは思っているでしょう。


 ドラマは「時は立ちどまらない」のタイトル通り、被災された家族が仕事を見つけて前に進んでいく展開でしたが、私が見る現在の福島県の現実は、医師不足だったり、高齢者の病気だったりと本当に現実的です。


 必要とされていることは、「ここに来てずっと医師か看護師として定住して働いてほしい」「介護や訪問看護の需要に対する供給を増やしてほしい」なのでしょう。でも賃金などの問題もあり、永住する医療従事者は少ないのが現状です。震災以前と何も変わっていないのではないでしょうか。


 でも、だからやめたではプロジェクトは終わりです。


 プロジェクトは何かを常に作り続けていくものだと思います。「もう、できることがなくなったからやめました」は言い訳でしょう。諦めずに人間関係を継続していくこと、何かを発見し続けていくこと、そこにはもう、ありがとうの言葉はいらない。必要なことは、何かを生み出していくことだからです。「してもらうばかりで」という気持ちは不必要だと思うのですが、両者の気持ちがひとつになることが将来にはあるだろうかと感じました。


(yomiDr.石井苗子の健康術 2013年7月30日)


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「ハマラッセン・キッチン」にはまりましょう

(「料理仲間に入りましょう」という意味です)


 「はまりましょう」とは、東北の一部の地域で使われている言葉だそうです。「仲間に入りましょう」という意味だと教わりました。「みんなで料理にはまりましょう」という第1回の「ハマラッセン・キッチン」が福島県郡山市にある仮設住宅内で、2月18日に開催されました。写真はその時のものです。去年から準備してきたことでしたが、3月末までに4回開催する予定でいます。


 主催は、私の活動部隊「きぼうときずな」と、日本医療政策機構の2組織ですが、キッチンシェフのチームは全国で被災地に出張料理教室をやってくださっている東京のシェフが協力をしてくださいました。


 2011年から福島県の医療支援活動をやってきていますが、今年で4年目に入ります。資金を得ることもできそうなので、訪問看護活動は継続していくつもりでいますが、今回の料理教室とのコラボレーションは初めての企画でした。


 郡山市には数か所の仮設住宅地帯があるのですが、福島県は他の被災地と異なり、戻りたくても故郷に帰れない環境の方々がたくさんいらっしゃいます。自力で立ち上がって仮設住宅を出ていく方と、残っていらっしゃる方の間には客観的に見ても確固たる生活の質の差が出始めてきていて、「健康」について語るにしても、自己の高揚のためとか自己評価を高めるといったような言葉が、現在も仮設にお住まいの方々には、なかなか浸透せず、むなしく響くと感じることがあります。


 ソチオリンピックの真っ最中で、大雪で道も歩けず気温は0度以下といったような仮設住宅の環境の中、テレビを見ている方も多かったのでしょうが、オリンピックの話題はほとんどありませんでした。前回、オリンピック選手の活躍について私の感想を書きましたが、実際にカウンセリングをやる時に私の感情話などは全くいたしません。自分の関心や感情はひたすら抑えて、相手の話を傾聴するのが仕事なのですが、それでも、向こうからひとつぐらい競技を見て励まされたといった言葉が出てこないかと思っていましたが、残念ながらひとつもありませんでした。ニコニコと笑っていらっしゃるのですが、話す話題がない。そこに辛(つら)いものを感じました。


 シェフのチームは、東京から食材や料理器材を全部トラックに積み、明け方に出発して現地まで来てくださり本当に頭が下がる思いがしました。


 でも、集会所に集まってくださった方は、元気な高齢女性ばかりでした。


 我々が料理教室の手伝いをするかたわらでは、聖路加看護大学の講師が健康相談を、福島県栄養士協会の方々が栄養相談を受け、ストレスの状態を測定する自律神経測定班とその説明要員はリラクゼーションヨガ教室を開きました。その後、料理を食べながら、循環器内科の医師と日頃の体と精神の状態を話していただきましたが、今後の医療支援活動の課題は山積みだと感じました。


 自治体の方や、仮設住宅生活支援相談員とか被災住民担当保健師といった役職の人たちとも会議を持つのですが、同じ人間であることに違いないのに、こちら側からあれこれ企画しても集まる人はいつも同じで、元気な女性たち。これは根本的なところの解決のめどが立っていないことになります。むしろ忘れていかれる傾向にある方々にこれまでとは違った生活の方向性を自ら見つけてもらうキッカケをつくらなければならない。それができていないことが胸にこたえます。


 社会参加へ繋(つな)がる支援をすることが、被災された住民の方々の心を強くし、人と繋がっているのだという確認をし、何か次に繋がるという満足感を持つ。さらにそれが次の生活意欲の拡大に繋がる。大学で勉強した「マズローの欲求の5段階」を生活に具体化した文章なのですが、これは、生理的欲求が一番下の基盤にあって、次に安全の欲求→社会的欲求→尊厳の欲求→自己実現の欲求と三角形の頂点に向かってだんだん欲求が高くなっていく理論なのですが、あの震災から私たちはどの欲求をきちんと改善していっているのだろうかと改めて疑問に思いました。上っ面だけ何かやった気分になっているのではないかと。こうしたことを常に反省しながら次のプロジェクトを考えていくべきでしょう。今、思案中です。


(yomiDr.石井苗子の健康術 2013年7月30日)


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検査の結果表を患者に渡さない医師

(「えっ? もらってない? そう~じゃ、私からあげたこと内緒ね」)


 血液検査や尿検査結果に、「異常ありませんね」と医師が言うだけで終わるケースがあります。どういうわけか「その結果表いただけますか?」と申し出る患者さまは少ないのです。


 どうしてなのかなと、いつも不思議に思っていました。おそらく最初から渡してはもらえないものと思っていらっしゃるか、あるいは渡されてもわからないからと思っていらっしゃるのかもしれません。医療側は、異常がないのだから渡す必要ないと考えているのでしょう。


 でも私の研修先の心療内科では、検査結果はすべてコピーして患者さまにお渡しし、原本をカルテに貼る行動を目の前でやっております。標準値はコピーをわたしたちが何枚も作り置き、それを先生に手渡し、先生がそこに線を引きながら異常がないことを患者さまと一緒に確認しています。ご自身でできる食事療法の説明などは予防パンフレットを見せて、どんな食べ物が好きかを尋ねながら、線を引いてご指導しております。


 もうひとつやっていることがあります。


 同じ病院内の他の科で検査をしている場合、その結果を心療内科で見ることがあります。薬がダブらないようにとか、薬の互換性を見る目的があるのですが、先生は患者さまに「この結果表はもらってるの?」とよくお聞きになります。たいていの場合、「見てもわからないでしょ?」と患者さまは笑われるのですが、そこがポイントです。


 確かに見てもなかなかわからないでしょうが、それを一緒に見ながら、ここがどう、そこがこうなっていないと、などと説明するから意味がある。それが医療コミュニケーションなのです。超音波検査のあの分かりづらい写真も、お見せしながら説明します。そうすることで患者さまに、ご自身の体に関心を持っていただくことと、先生とのコミュニケーションに慣れていただく、すごく大切なことだと思います。


 わたしたちアシスタントたちは全部結果のコピーを作って、日付の印を押し封筒に入れてお返ししたり、てんてこ舞いですが、それは役目というものです。


 ときどき先生が患者さまに「もらってない? じゃ僕が渡したことは内緒ね?」とほほ笑んでおっしゃることがある。もちろんジョークですが、時には不機嫌になられる他の科の先生もいらっしゃるのかもしれません。


 実は先日、先生から「もうお年から考えて、完治は難しいです」とハッキリ診断されてしまった患者さまがいらっしゃいました。私は心臓がドキドキしたのですが、患者さまが「なんでも治るとは思ってません」とキッパリおっしゃる。その方のカルテは厚いものでしたが、長年のコミュニケーションのよい結果なのではないかと思って聞いておりました。メンタルの治療は落ち着いていても、内科の治療について完治は難しいという説明でした。


 先生の新患の予約は、先週の時点で来年の1月まで延びてしまっていましたが、それでも新患の申し込みが後を絶たないので、東北からいらっしゃる患者さまに「地元でそろそろいかがでしょうか?」と先生がお勧めになったところ、「地元では話を聞いてくださらないんです。整形外科の先生なんか何を訴えても、『はいはいまたね』で終わりなんですよ。わたし、先生に会いにきたいんです」と言われる。 「今日は先生に会って、自分のことを診てもらうんだ」という気力が遠い旅をする。


 まだお元気な高齢者だということでしょう。ひとつでも解決策を提案していきたいと思っています。身体のことを話題にしながら、話をすることは導入としてとても柔らかく入れることです。でも勇気もいります。「話がしたいです、孤独です」と訴えられても、なかなか女性がひとりで話を聞きに立ち寄ることは出来ないでしょう。男性には男性、女性には女性と、お話を聞いてあげる人が行く企画があればと思うのですが、何事にも予算が足りないとなってしまうのが現実です。 福島県の医療支援は3年目に入りましたが、訪問看護の実践も悪戦苦闘しております。


(yomiDr.石井苗子の健康術 2013年7月30日)


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【 2014/03/17 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

あなたは何時に人と話がしたいですか

(「ホットライン」と書いてある番号にたくさん電話をしてみました)


 朝からずっと診療現場にいると、ふと思うことがあります。


 いらっしゃる方々はこの時間帯にカウンセラーに話を聞いてほしいのだろうかと。


 朝は話しやすい時間なのだろうかと。


 がんなどの相談も含め、肉体的に顕著な病状の相談は昼間でもあるのですが、多くの電話相談は心情的に苦しい話を聞いてもらいたいわけですから、話をしたい時間帯というのがあると思うのです。たいていは夜なのではないでしょうか。


 夜になると思いつめていく気持ちが強くなっていき、暗いトンネルの中をトボトボ歩いているような気分になる。特に独りでいるとそうなってくる。明日という日がこなければいいなどと考える。そういう時に誰かと話がしたい。なんとなく話を聞いてもらいたい。


 人と話せるというのは、幸福感を作り出すものです。


 私は仕事がら、何々ホットラインという電話相談カードをたくさん持っています。震災時には特にたくさんの種類が出ました。女性専用の電話相談という番号もあり、裏にはセクハラ、DVなど具体的な相談例も書いてあります。こうした所に一度もかけた経験がなくてどうしてカードを配ってこれたのかという単純な疑問をもちました。


 時間帯は朝10時から夜10時までが多かったのですが、24時間受け付け可能というのをひとつ見つけたのでかけてみました。ですが録音された声で「何々のご用件の方は1番を…何々は2番」とクレジットカード会社のようなアナウンスが耳に入ってきて、これではすぐ切ってしまうのでは? と思いました。


 不思議なもので、電話をかけてみたのも夜の9時を過ぎてからでした。ああ、やっぱり夜なんだと思ったものです。別に淋しいわけではないのですが、やはり夜になると実行してみようかという気持ちになる。


 落ち込んで引きこもりがちになると、昼夜が逆転することが多いのですが、これは夜起きてしまうのではなくて、人が活動する昼間に起きているのが辛いからだと言われています。活発に動いている元気な人がいることを実感したくないので、眠ってしまうことで見ないようにし、ますます夜の孤独な世界に入り込んでいくという悪循環が起こります。こうした状態の中、電話相談に対応しようとすれば、相談相手の仕事も昼夜逆転しますし、内容は明るいものではありませんし、大変です。どうしたら電話相談の専門家になれるのでしょうか。


 私も看護の夜勤という仕事を一度だけ引き受けた経験がありますが、何か起きるかもしれないと思いながらウトウトするほど辛い睡眠はありませんでした。電話相談だから寝て待っても分からないだろうということもありませんし、むしろ逆に待っている時間をテレビや小説などで頭を偏らせているわけにもいきません。


 実施しようと思ったら交代制の24時間体制が理想的でしょうが、人数を集めるのが大変でしょうし、夜中に働いてくださる人がいるかとか、運営の継続ができるかなど課題が多いと思います。私の持っていたカード番号の中にもサービスを終了しましたというアナウンスが多くありました。


 告白しますが、ある番号をかけたら男性の静かな声が応答したのですが、すぐ切ってしまいました。この心臓のドキドキを越えて話を切り出すのですから、相当苦しいのだろうと想像することができました。


 余談ですが、私は顔を見せずに話すのが得意です。顔を見せる訪問看護より電話相談に向いているかもしれないと思いました。


(yomiDr.石井苗子の健康術 2013年1月22日)


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【 2014/03/14 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

夢がある、希望があるの健康法

(そして持病がある~~~というCMソングがありますが)


 最近「まだ福島行ってんの?」と聞かれることが多くなりました。「だんだん普通の生活に戻りつつあります」と答えるのですが、「まだ?」という言葉使いが、私の中でひっかかります。


 ボランティア活動や支援物資の需要が少なくなっただけで、借り上げや仮設の狭い空間で這い出る「夢や希望」を持っているかと言えば別次元の話です、そこまでやらなければ希望を作ったとは言えません。と、本当はそう言いたいのですが、事態が深刻すぎて、また自分の力も小さすぎて、友達たちとの話題ではありません。


 私のプロジェクト名も「きぼうときずな」ですが、きずなは形成できても、きぼうにつなげているかと言えば、どうだろうかと日々悩んでおります。医療支援車を走らせ訪問看護をし、保健センターにデータをまとめる仕事が来年まで続けば、3年仕事をしたことになりますから、行政の方々とは気心が知れるようになってきました。しかし大きな問題は、雇用がないことや、医療の手が足りないこと、そして避難先から戻れないことです。


 先週もある方から、「帰りたいですか? と聞かれたらそりゃ”イエス”でしょう。でも帰りたいと帰れるは違うんですよ。あんなものが建っているところに帰れます? 大丈夫だと言われていたから安心して暮らしてたんですよ? 帰りたくても帰れます? 何して暮らすんですか!」と言われてこたえました。


 なんというか、故郷でもう一度暮らしたいという夢や希望は、実行できれば善意のように聞こえますが、避難先の人々の心理は年齢によって異なり、そう単純ではないのです。


 時間がたてば夢や希望は薄らいでいくし、持病を持っている高齢者の精神的な障害は増加していきます。想定していたことではありますが、希望が大きかっただけに、問題は日本全体に徐々に膨れ上がっていくでしょう。


 テレビのドキュメンタリー番組などで、独りで頑張っている医師の姿などが紹介されていますが、ある人から「高齢者問題は画期的な解決策がないし、地味な活動だから、学者も政治家も派手な功績につながらないからやらないんだよ」と言ってました。


 まして原発問題は選挙の公約に書けば、作らなくてもいい敵を作ることになるので、不利なのだそうです。


 震災以前の問題が震災後に浮き彫りになってきているだけに、この問題は徐々に日本全体に広がり出している危機感を感じています。生活できるようになったのだから、それでよかろうということではないのが問題なのです。


 元の自治体をどう形成していくかについては、県と現地の方々の交渉になるのでしょうが、日本の歴史を振り返ってみても、人が誰も居ない危険な所から新しい自治体を作っていくという前例は、近代にありません。コンクリートから人への精神がまだ健在なら、もっと組織的に日本は動くべきだと思います。


(yomiDr.石井苗子の健康術 2012年9月21日)


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【 2014/03/13 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

薬剤師さんたちと一緒に地域医療を変えていく健康術

 これは、ある薬剤師さんの発言でした。個人経営薬局の薬剤師は、その町の健康管理の一端を担っていると思ってほしい、経営が困難になったからといって簡単に姿を消してはならない! とおっしゃるのです。


 薬剤師は人の身体を診る専門職なのだから、ただ薬を売ればいいという発想を変えなくてはならない、もっと地域と密着した販売をと強調されていました。


 先日開催されたセミナーの演者たちには鬼気迫る雰囲気がありましたが、客席には多少温度差が感じられました。言っていることは理解できても、消費者(患者)の選ぶ力が強くて、どうにもならないという気持ちがあるのでしょう。


 薬を処方できるのは医師だけです。ここが大きなポイントです。看護師は患者と医師の間を繋いで薬を変えてもらうような治療のプロセスに参加できますが、だからといって、訪問看護の際に薬剤師から預かった薬を置いてくることすらできません。


 薬は、薬剤師でなければ渡してはならないのです。私たちが1日かけて病院に行き、3分診療で同じ薬をもらっているのは、他に方法がないからなのです。病院の薬の方が、街で市販されているよりずっと安いという変な国です。


 多忙を極める労働者は仕方なく高い薬を薬局で買っています。俗に言う「医者に診てもらう」という行為は、医師が診断術という能力を持っていることを「頼り」にしているからです。「あなたの病気はこれだから、この薬がいいでしょう」と言われて処方してもらう。


 その安心を買うために時間を売ってまで病院に行く。保険にも加入しているのですから、使わなくてはもったいないでしょう。しかし薬剤師は、医師の処方が変わらない限り同じものを出し続けます。治療に携わることは滅多にありません。


 先日、薬を減らしたいと強く訴える患者さんがいて、「どうして急に言い出したか」と医師が質問したところ、薬剤師さんから副作用で便秘が激しくなってきていると言われたと答えられました。それを聞いた途端に無責任な薬剤師だと医師が怒り出すシーンがありました。


 便秘に効く薬を追加しようとすると「先生、とにかく薬はもうたくさんなんです!」と拒否されました。飲まないで楽になる方法はないのかの一点張り。医師も困ってしまい、「飲まないでいたいなら、通院を止めるしかありません」と言えば、それは嫌で、医師から飲まなくても大丈夫と早く太鼓判を押してもらいたいと訴えられるのです。


 もう何年も通っているのに一向に元の状態に戻れないじゃないかと。医師が「それが慢性疾患というものです」とお答えになっていましたが、患者さんは不服のご様子でした。


 こうした訴えの中で、薬剤師さんに出来ることはないのでしょうか。


 生き残りはどこの業界にも言えることで、消費者は常に「頼りになる方」に流れていきます。医師の言葉より頼りになる街の薬局があれば、そちらを選ぶということです。家の近くの薬局はいつも早く閉店してしまうから、駅近くの大型チェーン店で細々した買い物をするついでに調剤をしてもらう方が便利で「頼り」になります。


 どんな過疎地でも病院を建てて欲しいのは、総合病院だと色々な科があって検査もしてくれて便利で安心できる雰囲気があるからなのです。医師が足りないので、紹介状がないと病院には来られないルールを作ってみましたが、3千円以上払ってもいいから最初から病院で診てもらいたい人が増えています。


 いつから薬が同じ病院内で貰えなくなったのか、いつから街の医師が往診をしなくなってしまったのか、おそらくですが、医療の精神より楽に儲かる方向に流れた業界全体の責任もあるでしょう。


 セミナーの司会を終わって、私自身もぐったりと疲れてしまいました。どこから変えていけばいいのか頭が追いついていかない。どうしたら日本は高齢社会を乗り切ることができるのか、また振り出しに戻って考えされられた1日でした。


(yomiDr.石井苗子の健康術 2012年9月18日)


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【 2014/03/12 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

じゃ アタシはいらないでしょ?

 仮設住宅に郷里から移り住んだご夫婦の妻に、生活態度の変化が起こりました。最初は大震災のショックからだろうと夫は思っていたのですが、日に日に、不可解な行動が増えていったのです。


 ガスを付けたまま外出をする。注意をすると自分ではないと言う。味噌汁に醤油を入れるようになる。夜になると外に出かけたがる。金銭管理が出来なくなり、次第に食事の時間がわからなくなっていきました。


 夫が手伝おうとすると「じゃ、アタシはいらないでしょ!」とか、お金を取るといって暴れ出すので、地域包括支援センターに相談したところ、医師の診察を勧められました。


 ところが病院には断じて行かないと言ってきかない。デイケアセンターにしばらく通うことになったが、容体は悪化するばかりだと言うのです。


 訪問看護の方に保健センターから相談が持ちかけられ、夫から丁寧に事情をきくところから看護支援が始まりました。


 認知症の場合、介護をする側はいったいこの人に何が起こってしまったのかという不安にかられるものです。ついこの前までこんな事は言わなかった、食事をした事を忘れるなんて信じられないという悲しい気持ちが先に立ち、認知症という言葉を容認することができないのです。自分が知っている人の変貌に心が傷ついてしまい、なかなか現実を受け止めることができない。


 しかし、認知症は病気なのです。


 記憶したことを忘れるのではなくて、記憶することが出来なくなってしまう病気なのです。忘れたのではなくて覚えていることが出来ないのです。


 患者さんのイライラは、覚えていなければならない事が気にかかり、くり返し質問することで確認しようとします。食事はしたのか、今何時か、まだ買い物に行かなくていいのか、などです。


 どこかに自分がやるべきことがあるのに、それが何なのだかを思い出すことが出来なくて、イライラしていらっしゃることが多い。上記のご夫婦の場合も、自分は主婦として妻として家事をこれまでやってきた。それが頭のどこかにあるのに満たされない状態でいる事にイライラしていらっしゃる。


 しかし周囲から聞えてくるのは失敗に対する注意ばかりといった状態でした。こうしたケースに、医師の薬による処方も大切ではありますが、問題となっている人を観察し、その人のイライラがどこから発生しているのかを把握する必要があります。


 このご夫婦の場合は、デイケアセンターに行くことをやめ、家事を一緒にやることにしました。同じ質問を繰り返してきても軽く受け流し、何か目先の別な行動に注意を向けることでイライラを軽減していきました。


 現在では、ご夫婦が上手に生活をしていらっしゃいます。認知症の新薬もいくつか今年は出ました。張り薬になった認知症の薬もあります。服薬も1日に1回であることが重要とされてきました。嚥下(えんげ)困難である方には張り薬は大変助かります。


 人間の残存能力を生かし、周囲の想像力でご本人のイライラの根を溶かしていくことによって、介護される方もする方も暮しやすくなっていくことを導いていくことが看護の力だと思います。


(yomiDr.石井苗子の健康術 2011年10月4日)


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【 2014/03/11 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

「どうして?」 そう一言聴いてみては

本当に聴けなかった?「帰りたい」理由


 70代男性で末期胃がん患者のBさんがいました。

 Bさんは終末期に入り、余命も数週と考えられました。歩くのもおぼつかない感じです。

 主治医はもう帰るのは難しいだろうと、何度も本人に伝えていました。しかし本人はこう言うのです。

 「帰りたいんだ。帰らなくちゃいけないんだ」

 看護師も帰れないことを伝えます。それでも本人は何度も何度も同じ言葉を繰り返すのでした。

 「とにかく帰りたいんだ」

 このような、いくら言ってもわからない人の対応はどうしたらいいのか?と私に依頼が来ました。

 せん妄状態(一種の意識の障害で、異常な言動や興奮などがみられる状態)になっているのだろうか、認知症が出現しているのだろうか、脳転移など頭に異常があるのだろうか、と相談されました。

 私がベッドサイドに行って腰を下ろし、理由を聴くと、すぐ教えてくれました。

 「先生…うちは小さな会社をやっているんです。この間先生からもう長くないと言われました。自分でも身体が思うようにならず、そうだと思っています。会社のことで、どうしても最後に私じゃないとできないことがあるんです。それの始末を付けて、あと従業員にも礼を言って、身を正して死にたいんです」

 ちゃんと理由があったのです。

 他の人に話していないなんて、そんなことないだろう?と思うかもしれません。

 あるのです。同じような例はたくさんあります。


「食べられない」と言ったのに…取り合ってもらえず


 別のある患者さんは一番苦痛なことはなんですか?と尋ねると、「家族が食べろと無理強いすることです」とはっきり答えました。がんの終末期はほとんどの場合、食べられなくなります。ではそのせいで衰弱が早まるかというと、そうではない印象があります。実際に終末期の患者さんに、栄養がたくさん入っている濃い液(高カロリー輸液と言います)を点滴から投与しても、ほとんどの場合痩せは改善しませんし、元気にもなりません。

 けれどももちろん、そういうことを知らなければ、家族も食べて元気になってもらいたいと思うのは当然です。しかしその患者さんのご家族は、もう無理して食べなくてもいいことを医療者から言われ、本人も無理して食べることが苦痛であったにも関わらず、「食べられない」と患者さんが言うとすぐに「それではだめ!」「元気になりたくないの?」「頑張らなくちゃ」と取り合ってもらえなかったのです。

 ご家族にも少しでも良くなってほしいという思いがあったのでしょう。けれども、もしこのご家族が「一番つらいのは何?」と穏やかに患者さんに聴き、食べられないことを聴いた時に「そうか…大変だね」と言ってあげていたらどうだったでしょうか?


疎外感味わう患者、何を求めているのか


 病気になるということは疎外感を味わうということです。

 病気になると「この感覚は、なってみないとわからない」という苦痛が出ます。思い切ってその苦痛を言っても、「そのうち良くなるよ」「頑張りな」とひと言で片付けられてしまったらどうでしょうか?

 そう、せっかく理解してもらいたくて言ったのに、より疎外感を覚えるのです。これが病人の一つの心理です。

 いくら言ってもわからない人の対応はどうしたらいいのか?

 もうそういう時期ではないと伝えられた患者さんの「まだまだ治療がしたい。最後まで治療がしたい」。

 まだ終末期ではないと伝えられている患者さんが言う「死にたい」。

 見た目は元気そうなのに、繰り返し言う「以前とは違う」「食べられない」。

 いくら「言っても」患者さんにはわからないのです。

 言うのではなく、聴かなくてはいけません。あるいは尋ねてみないといけません。言葉で「尋ねる」ことを通して、相手の方の心を「訪ねる」のです。そこに答えがあるのです。

 まずは聴いてみましょう。

 そのために「傾聴力」が必要なのです。


 最後に。どんな声かけを行ったら、患者を元気づけられるのでしょうか? よく聞かれます。

 私の答えはいつも同じです。「患者さんは何を求めていますか?」

 自分が何をしたいか、何を伝えればいいか、ではないのです。

 相手が何を求め、どんな言葉を聴きたいか、なのです。そのために聴かなければ始まりません。聴く習慣、しっかりつけたいものですね。


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【 2014/03/10 】 ケアーズの特徴 | TB(0) | CM(0)

理学療法士より一言

 『運動が大切』の理由として、多くの方が身体の運動能力を維持する為だけだと思われていますが、実は認知機能、いわゆる認知症予防の為にも運動を通じてその機能の維持・向上を図る事ができるのではないかと近年言われているそうです。それは、日常生活は自立しているが『最近物覚えが悪くなったな…』程度の軽い物忘れがある方に対して認知機能を向上する事ができたという事案から言われている事です。


 つまり、いくら年をとっても鍛えれば筋肉は増加し、脳の機能も向上するという事です。適度な運動は身体にも脳にも良い。その運動に私達が少しでも関わる事が出来るのではないかと考えております。


どうぞお気軽にご相談ください。


(ケアーズ新聞2月号より)

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【 2014/03/07 】 ケアーズ日記 | TB(0) | CM(0)

軽度者の介護予防 全面移行見送り 厚労省

 厚生労働省は14日、症状が比較的軽い人向けの介護予防サービスを市町村事業に全面移行する方針を改め、訪問介護(ホームヘルプ)や通所介護(デイサービス)に限って移行させるという案を社会保障審議会介護保険部会に示した。


 移行に伴う事務負担増に難色を示す市町村が多いことや、サービスの低下を懸念する声に配慮した。


 新案は、介護の必要度が低い「要支援1、2」の要支援者(約150万人)向けサービスのうち、訪問・通所介護や生活支援を、平成27~29年度に市町村へ移行し、内容や価格は市町村が決定。一方、訪問看護やリハビリテーションなど他のサービスは、引き続き全国一律の基準で介護事業者が行う。


(MSN  2013.11.14)


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【 2014/03/06 】 訪問看護ニュース | TB(0) | CM(0)

<診療報酬>中医協が改定案答申 重症患者病床削減目指す

 厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は12日午前、2014年度の診療報酬改定案をまとめ、田村憲久厚労相あてに答申した。重症患者向け入院ベッド(7対1病床、約36万床)を導入できる病院の要件を10月から厳格化し、高報酬の同病床を15年度までに25%(9万床)程度削減することを目指す。在宅医療推進に向け、「主治医」の役割を果たす診療所などに月1万5030円(定額)の報酬を設ける。消費増税による医療機関のコスト増分を初診・再診料に上乗せするなど患者の負担増につながる項目も多い。大半を4月から実施する。


 「患者7人に看護師1人」と、最も看護師の配置が手厚く、報酬も最高の7対1病床を減らすことが最大の目的だ。10月以降、難病や重度身体障害の人が90日を超えて入院しても基本料が減額されない優遇措置を廃止。一方で回復期の患者を受け入れて在宅復帰を促す病院の入院料を増やし、7対1からの移行を促す。訪問診療やみとりの実績があるベッド数19床以下の有床診療所の入院料(14日以内)を最大900円アップし、大病院を退院する患者の受け皿づくりを進める。


 大病院への外来患者の集中を避けるため、中小病院(200床未満)や診療所を対象に外来を増やせば増収になる「地域包括診療料」(月1回、1万5030円)を新設する。複数の慢性疾患を抱える患者を主治医として継続して診察し、24時間対応することが条件。自宅療養中の患者の急変に即応できる診療所の報酬も厚くする。病院勤務医の負担軽減策として休日や深夜、時間外の手術費も引き上げる。


 このほか、最初にかかる初診料は120円増の2820円、2回目以降の再診料も30円増の720円にアップし、入院基本料も平均で2%程度上がる。14年度の診療報酬改定率は全体で0.1%増。ただし、消費増税に伴う減収補填分を除いた実質は1.26%減。


(毎日新聞 2月12日)


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【 2014/03/05 】 訪問看護ニュース | TB(0) | CM(0)

<確保法案>地域医療と介護一体に 12日閣議決定

 政府は12日、医療提供体制と介護保険制度を一体的に見直す「地域医療・介護確保法案」を閣議決定する。近く国会に提出し、成立を目指す。社会保障制度改革の工程を定めたプログラム法の中身を実行に移す法案の第1弾。国が904億円を投じて各都道府県に基金を設置し、地域医療、介護の充実に財政支援をすることや、医療版事故調査制度の新設が柱だ。在宅医療の推進から介護保険の負担増まで、異なる分野を網羅した一括法案となっている。


 新たに4月以降設けられる基金には、消費増税で得られる財源などを充てる。都道府県は医療提供体制の確保や、かかりつけ医の支援で住み慣れた場所で暮らし、介護サービスも使いながら自宅で最期を迎えられる「地域包括ケアシステム」の推進などに基金を活用できるようになる。


 また、都道府県の医療に関する権限を強化する。都道府県は2015年度に「地域医療ビジョン」を作成、医療機関からの報告を基に重症患者向けの入院ベッド(病床)削減計画なども盛り込むが、病院が計画に反して病床を増やそうとした際には病院名の公表や、補助金の停止ができるようにする。


 このほか、医療事故の再発防止を目指し、患者が予期せず死亡した場合に医療機関が第三者機関に届け出た上で調査をする医療版事故調査制度を新設する。さらに医師の負担軽減策として、人工呼吸器の設定変更など高度な診療補助に看護師が一定の裁量を持てるようにするための研修制度をつくる。


 介護では、軽度の「要支援1、2」向けの通所・訪問介護事業を15年度から3年で市町村の地域支援事業に移す。15年8月には、年収280万円以上の人の介護保険の自己負担割合(1割)を2割に引き上げる。現在5年ごととなっている都道府県の医療計画策定時期を、介護保険にそろえて6年ごとに変え、医療と介護の連携を強化する。


◇地域医療・介護確保法案が定めるスケジュール◇


<14年度>


4月~各都道府県に在宅医療・介護を推進するための新基金を設置


10月 医療機関が都道府県に役割区分を報告する制度の新設


<15年度>


4月 都道府県が地域医療ビジョンを策定▽通所・訪問介護を市町村事業へ移管▽低所得高齢者の介護保険料の軽減拡大▽特別養護老人ホームへの入所者を原則「要介護3」以上に


8月 年収280万円以上の人の介護保険の自己負担割合を2割に


10月 医療事故を第三者機関に届け出て調査する制度を新設


(毎日新聞 2月11日)


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【 2014/03/04 】 訪問看護ニュース | TB(0) | CM(0)

認知症で家族を困らせないために今すぐできる3つの準備

「女性は人生90年。“自分が認知症になったら”という視点で備えていれば認知症を恐れる必要はありません」


 と語るのは「あい権利擁護支援ネット」代表で、(社)日本認知症ケア学会理事の池田恵利子さん。早めに備えれば家族や周りの負担も減らすことができる。そのため、今すぐできる3つの準備をしておこう。まず1つ目は「支援ネットワークに頼る」こと。(社)日本認知症ケア学会理事で、日本大学教授の内藤佳津雄さんはこう語る。


「認知症になると、すぐに家で暮らせなくなるイメージがありますが、そうではありません。早期受診と対応次第で悪化が防げます。今までの生活を継続できるように、ケアプランや自宅の環境を整えることが重要。まずは、地域包括支援センターに相談することをおすすめします」


「地域包括支援センター」は、市町村が運営、またはその委託を受けた法人。高齢者の総合的な支援を行うための場所だ。


「全国の市町村ごとにあります。介護保険の使い方や申請、高齢者の一人暮らし、高齢者虐待、自分が認知症なのかなど、どんな相談にも無料でのってくれます。保健師や看護師、主任ケアマネジャー、社会福祉士が在駐し、相談内容により、各専門家へとつないでくれます。ケアマネジャーと医師との連携もあります」


 2番目の準備として「家族でもめないために」、財産管理等の代理人をはっきりさせること。


「家族間の財産管理を巡るトラブルも多い認知症。『成年後見人制度』は重症化する前に考えたい制度です。家族以外に最近は、弁護士、司法書士など、第三者への依頼も増えています。子供に頼む場合、相談せずに特定の1人に頼むと、財産分与などで後にもめる原因となります」


 成年後見人制度とは、判断能力が十分でない人の、介護保険の申請、施設入所手続き、財産管理、必要な契約などを代理するもの。裁判所が決定する「法定後見制度」と、判断力が低下する前に、自分が後見人を選んでおく「任意後見制度」の2種類がある。


 最後の3つ目の準備は「ケア費用を知っておく」こと。


「介護認定は、要支援1・2、と、要介護1~5の段階に分かれています。介護保険で受けられるサービスは、訪問介護、デイサービス、訪問看護、福祉用具レンタルなど52種類。自宅ではサービスを組み合わせて使います。費用は地域により少し違いますが、ある例を見てみましょう」


 要支援2(生活の一部に支援が必要、要介護への予防が必要)で、自宅で暮らしながら、生活の自立維持のための支援を受ける人がデイサービス(週に2回、送迎あり)を受ける場合。訪問介護(週に2回、ホームヘルパーによる生活支援)、訪問介護(週に1回、看護師が診療の補助と療養上の世話)のサービスも利用する。この例では、1カ月の介護保険サービスの自己負担は、約1万6千円の計算だ。


介護保険を使わず、昼間自宅に家政婦さんを1カ月頼むと、約50万円かかるという。


「地域で配布している『高齢者のしおり』を読んで、施設について勉強をしておくことも大事です。ここまで紹介してきたことができていれば、認知症は怖がる必要はありません。たとえ発症しても、あきらめないで対処してください」


(女性自身 2月11日)


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【 2014/03/03 】 訪問看護とは | TB(0) | CM(0)


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