ケアーズ訪問看護リハビリステーションブログ

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社会保障会議 改革と負担の内容を示せ

 団塊世代が75歳以上となる平成37年以降を見据え、社会保障の中長期改革をどう考えるか。


 始動した政府の有識者会議「社会保障制度改革推進会議」が取り組む課題である。


 高齢者の増加に伴い、社会保障費は伸び続ける。消費税を10%に引き上げたとしても、29年度時点には19兆円超を別財源に頼らざるを得ないと予測される。


 制度の維持には、保険料のアップやサービスの切り込みといった「痛み」を伴う改革を避けることはできない。結論を先送りしても、さらなる消費増税を含め新たな財源確保を迫られるだけだ。


 どのような改革メニューがあり得るのかに加え、改革を進めなければ、どれぐらいの追加負担を求められるかをセットにし、国民に分かりやすい選択肢として示してもらいたい。


 会議では、年金の支給開始年齢引き上げや高齢者の医療費の負担増などが議論される見通しだ。また、風邪薬の全額自己負担化なども、検討材料になる可能性があるという。


 若い世代の負担は限界に達している。安倍晋三首相は「全ての世代が相互に支え合う仕組みとすることが重要だ」と述べたが、支払い能力のある人が応分の負担をする流れを強化する必要がある。


 一方で、国民のニーズに合わない仕組みであれば「制度は維持できても国民生活がままならない」ことになりかねない。


 例えば、在宅での医療・介護である。24時間の巡回サービスや往診、訪問看護を受けられる「地域包括ケアシステム」により、住み慣れた地域で暮らせるようにするというが、高齢者同士の介護や1人暮らしも増えており、国民の不安は根強い。


 女性の活躍を推進しようにも、「使い勝手のよい保育や介護サービスがなければ、働きには出られない」との声は多い。現在進められつつある政策についても、改善すべき点がないかどうかを十分チェックすべきだ。


 社会保障費の抑制には、人間ドックの普及や病気予防の取り組みも重要だ。年金支給額の抑制は、高齢者が働き続けられる雇用環境作りや低家賃の高齢者向け住宅の整備も併せて急ぐ必要がある。


 国民の選択肢を増やすためにも、既存の手法などにとらわれない幅広い議論を期待したい。


(msn 7月22日)


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【 2014/08/29 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

不十分な地域医療連携、東京都が改善に本腰-都立病院に患者支援センターを順次整備へ

 東京都が、診療や看護、生活上の経済的問題などにワンストップで対応可能な「患者支援センター」を都立病院に整備し、転院先の紹介や在宅療養への移行などの支援体制を拡充させることが、15日までに分かった。多摩総合医療センターで今年度行われているモデル事業の課題の整理や効果の検証を行い、来年度以降、他の都立病院にも同センターを順次整備することで、都内でこれまで連携が不十分だった在宅医らとの地域連携にもつなげたい考えだ。


 患者やその家族の疑問や不安に対して、病院側が的確に対応して患者の安心を確保するのが目的で、地域の医療機関や地域包括支援センターなどとも連携体制を構築し、患者の地域生活への早期復帰を支援する。


 独居の高齢者や高齢者のみの世帯が増加する「高齢化の進展」と、都の全死亡者数の約3割を占め、その8割が高齢者とされる「がん患者の増加」、困窮や社会的な孤立状態といった「生活上の課題の多様化」などに対応する施策が求められていた。


 都立病院でも、患者やその家族が相談したいことがあっても、どこに聞いていいか分からず、何度も病院に来てもらうケースもあり、職員間の情報共有や、在宅を支える機関との連携が不十分といった課題があったという。


 こうした課題を解消するため、都は、複数の職種や部門を一体的な組織として運営することが必要と判断。医師を組織のトップに置き、看護相談や退院調整を担う看護師、医療福祉相談を行うソーシャルワーカー、病床管理や地域連携を図る事務職員を配置する患者支援センターを都立病院に順次整備する方針を決めた。


 在宅医療に欠かせない訪問看護ステーションや在宅医との連携について、都は「必ずしも十分というところまではいっていない」と指摘。今後、地域の協議会などに都立病院が参加し、顔の見える連携や情報収集を図る方針だ。


 また、診療や看護、療養、生活や経済上の問題についても、都は病院の窓口を一本化し、「受診・入院から転院・退院、在宅療養まで、シームレスな相談支援を設ける」としている。今後、都内に8施設ある都立病院だけでなく、東京都保健医療公社の病院にも患者支援センターを展開する見通し。


(医療介護CBニュース 8月15日)


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【 2014/08/27 】 訪問看護ニュース | TB(0) | CM(0)

高齢者と生きがい

 生きがいを感じる毎日をお過ごしでしょうか。


 加齢にともなって、病気や障がいから、生活に不便さを感じるようになっても、心豊かに暮らす方々がたくさんいらっしゃいます。多くの出会いの中から、少しご紹介いたします。


自然の美しさに感動する心


 Aさんは、70代前半のがん末期の男性の方です。最期の時を過ごされている個室から、窓を眺めながらの会話でした。


 「動けなくなっても、外の景色をみてごらんなさい。故郷の景色を、昔のことを回想しながら、最期の準備をしています。心はとても穏やかです。他人は狭い部屋から動けず可哀想(かわいそう)に思っているでしょうが、私はこの環境はとても贅沢(ぜいたく)に思えます…」


 Aさんからは、自然への感動の心や命に対する気負いのない心構えを教わりました。


沈んだ心が華やぐとき


 Bさんは、90代後半のがん末期の女性で、自宅で家族に最期を看取(みと)られた方です。Bさんは、80歳を過ぎて転倒後は、畑や庭仕事ができなくなり、気持ちが沈んでいきました。風邪をこじらせて、さらに体力が落ち、要介護1と認定され、手指も震え、足腰も弱くなり、ため息ばかりの日々でした。


 そんなBさんの心が華やいだのは、通所介護での創作折り紙との出会いでした。当初は、リハビリの一環でしたが、次第に指に力がつき、自信がつくと、既存の折り方では飽き足らず、自身で作品を創作するようになりました。作品を観賞する人から喜ばれ、次の作品への意欲につながりました。


 自宅を訪問してくださる主治医や訪問看護師に支援してもらい、亡くなる1日前まで通所介護も利用して、穏やかに最期まで周囲の人たちとの会話を楽しみながら過ごされました。周りの方々も助けを惜しむことなく、創作活動で華やいだBさんの生き方は、周囲の人々をも元気づけてくれました。


優美な光を周囲の人たちとともに


 笑顔は、周囲の人々を幸せな気分に誘います。とくに高齢者の語りや笑顔は、若い時からのご苦労、失敗、悔しさ、怒り、悲しみなどが、今の年齢だからこそ、待つこと、諦めること、許せること、癒やし、知恵、工夫などに融和されていて、周囲の人たちをも心地よく和ませます。小さなことにも喜べる大らかな心へと導いてくれる、高齢者の笑い皺(じわ)の深さは、優美な光に包まれたかのような平安を与えてくれます。


 長島愛生園で長年、ハンセン病患者に寄り添った医師の神谷美恵子は、著書「人間をみつめて」の中で、「私たちは『何かすること』がなくても、何もすることができない病床の床にあっても、感謝して安らうことができる。私たち人間は、意識のある生命を与えられている。それを心で思い浮かべることこそ、人間の特権」と語っています。


 齢(よわい)を重ねた方々の優美な光は“人間の特権”が輝く聖火のようです。その聖火は、手渡す人の“いのち”の輝きであり、受け取る人の“生きがい”へとつながる、かけがえのない“いのち”の贈りものなのではないでしょうか。


(山陽新聞岡山医療ガイド 8月18日)


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【 2014/08/25 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

『恩人の命日』

『恩人の命日』


「今日はおじさんの命日ですね。三重県の実家に帰ろうと思うけど、忙しくて帰れません。私は、おじさんとおばさんのおかげで助けられた命です。この命をおじさんの分まで大事に生きていこうと思います」


これは、亡き父の話です。


 父は、四国の八十八ヶ所のお遍路に行きました。最期の旅になることを覚悟しての事です。


 旅の途中、やつれた青年がいて、私の主人の横顔によく似ていて、自然に声をかけたそうです。同じ宿をとり、「命は大事にしなさい、これからは何回でもやり直しできる、免許をとって頑張れば道は開けるから」と話をし、3日目の朝別れたそうです。


 青年は今、東京の施設で社会福祉士として働いています。大学も卒業し結婚して幸せに暮らしています。今私は、父の代わりに青年とメールのやりとりをしています。


 人と人を結びつけてくれた父に心から感謝しています。無口な父が私の仕事の話をしてくれた事をほこらしく思っています。


(ケアーズ新聞8月号より)


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【 2014/08/21 】 ケアーズ日記 | TB(0) | CM(0)

理学療法士より一言

理学療法士より一言(8月号)


 ユマニチュードという言葉、皆様ご存知でしょうか?私もごく最近知りました。これは認知症の方に対する認知症ケアの1つの手法であり、日本においては昨年頃より注目され始めたようです。その中で唱えられている4本柱というのは『見る』『話す』『触れる』『立つ』であり、それを1人1人に上手く組み合わせていくケアの様です。


 この4本柱の要素は認知症ケアという枠組みにとらわれず、私達ケアーズ松阪では実は普段提供している事であり、今後も私達看護師・理学療法士がより専門的に携われる部分も大いにあるものと感じております。またその様なケアを通じて利用者様が豊かな生活を送れる助けになれればとも考えております。


(ケアーズ新聞8月号より)


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【 2014/08/19 】 ケアーズ日記 | TB(0) | CM(0)

訪問看護日記(8月号)

訪問看護日記(8月号)


 毎日暑い日が続いています。
訪問先へ向かう道中には夏休みを過ごす元気な子たちの姿がまじり、少々暑さにバテ気味な私に、気持ちの切替スイッチを入れてくれます。
暑さおかまいなしに元気に目を輝かせている姿にはこちらも元気をもらいます。
そんな元気な気持ちを私も訪問先でお伝えできらたと思っています。


 そんな夏バテの話で、利用者様から夏バテ解消レシピを教えて頂きました。
脳梗塞の後遺症によりご自身では調理できないのですが、今までの経験を活かし、訪問時には毎回季節に応じたレシピを伝えてくださりとても食の大切さを感じることができています。
夏バテには①自律神経の不調②水分不足③胃腸の働きの悪化の3つの要因が主にあげられます。
この3つの要因を防止するにはやはり規則正しい生活を送ることです。
体力消耗の激しい夏です。
食欲が減退し水分ばかり摂りがちになってしまいますが、水分は冷たいものはさけ、喉が渇くまえに少しずつ補給し、3度の食事をバランスよく摂取して暑い夏を乗切っていきたいと思います。


(ケアーズ新聞8月号より)


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【 2014/08/11 】 ケアーズ日記 | TB(0) | CM(2)

来年から入院時の食費負担が倍増か どうなる日本の医療



 入院時に患者が支払う食費を1食当たり260円から460円に引き上げるという案を厚生労働省が提案し、7日に社会保障審議会の医療保険部会で話し合われた。公費で賄う医療保険の給付を抑えるための施策で、導入は来年度からを検討されている。


 入院時の病院食は保険の対象となり、食事療養費として給付された分を差し引いた金額を患者が支払うというシステムだ。もともとの1食あたりの食費は640円。一般入院患者はこのうち260円を自己負担し、残りの380円が公的負担となる。公的負担額は平均的な家庭の食費に合わせる形で、厚生労働大臣が定める基準値に添って算出されている。住民税非課税世帯の自己負担は210円で、このうち入院日数が1年間で90日を越えている場合には160円となる。住民税非課税世帯の70才以上の人にはさらに自己負担が抑えられ、1食100円となっている。


 食事療養費は年間で約4,800億円にのぼっており、国としてはかさむ一方の医療費の公的負担額を少しでも削りたい考えだ。今回提案されている1食460円というのは、認知症などの慢性的な病にかかっている65歳以上の長期療養入院患者らが負担している食費に合わせている。2006年から70歳以上の人を対象に、療養病床に入院する患者の食費を調理費分も上乗せして算出するようになり、1食あたり460円の自己負担となっている。08年からは対象者を65歳まで引き下げて行っている。ただし低所得者や指定の難病にかかっている人、脊椎損傷などの患者には負担軽減措置をとっておりこの限りではない。


 厚生労働省は在宅医療を受けている患者は食費を全額自己負担しているとして、不公平をなくすためにも、一般の入院患者に負担を求めている。療養病床の入院患者と同様に調理費分を食費に上乗せし、1食460円としたいとの意向だ。入院時の食費負担を引きあげることで在宅医療の普及につなげたいとの意図もあるようだが、患者側の負担が増すばかりでは安心して医療を受けることができない社会になってしまうのではないだろうか。


(エコノミックニュース 7月24日)


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【 2014/08/07 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(1)

認知症の訪問看護で得られるのは「信頼関係」 医療費削減に医師が異議〈週刊朝日〉



 4月の診療報酬改定で、認知症の患者は保険を利用し、精神科の訪問看護を受けられなくなったという。医療法人心清会理事長で精神科医の医師は、この件に関して異議を唱えている。


*  *  *


 私は20年前に上野でクリニックを開業し、往診を始めました。認知症の患者さんも多くいましたが、患者さんの家に出向くと、診療所や病院では見えにくいことがよく見えました。病状のせいだけでなく、置かれた環境、家族関係や介護する力の度合いで外出もできず、治療を受けられないケースが多くあったのです。


 そもそも認知症の方が受診を拒否するのは、ご本人に病気の自覚が乏しいからです。認知症の方は「自分が正しい」と思いがちなので、周囲が理屈で説得しても納得しません。一方的な態度を見せるとプライドが傷つき、身近な家族を「いやな人だ」と攻撃し、ご家族がやりきれないという事態になってしまいます。そんなご家族を支えて指導するのも、精神科の医師や訪問看護スタッフの大切な役目だと思ってきました。


 私たちが訪問診療や訪問看護を実施するときは、まず雑談から始め、顔を覚えてもらい少しずつ心の距離を縮めます。診察以上に、信頼関係を築いていくのに訪問看護は重要です。とにかく認知症は診療のレールに乗せるまでが大事で、そこが他の科の在宅診療と大きく違うところなのです。


 ところが、この4月の診療報酬改定で、認知症の患者さんが、保険を使って精神科の訪問看護を受けられなくなったのです。うつ病や統合失調症は医療保険で訪問看護を受けられるのに、精神症状があっても認知症という病名ではだめ。国は認知症にお金をかけるなと言うのでしょうか。長年かけて培った患者さんやご家族との関係が途絶えることがとても残念です。


 認知症は世に浸透したのに、いかに家族ぐるみの心のケアが大切か、そのためにいかに精神科の訪問診療や訪問看護が大事なのかが、まったく理解されていないのです。


(dot. 7月29日)


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【 2014/08/05 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)

多くの人が希望する自宅での看取り。どのように備えればいいの?



「最期のときを自宅で迎えたい」。多くの日本人はこう望んでいるという。だが、現実には病院で臨終を迎えることがほとんど。では、どのようにすれば自宅での看取りは可能になるのか。現役の医師に聞いてみた。


■自宅で亡くなる人は1割強。ほとんどの人が病院で亡くなる


今回、自宅での「看取り」について聞いたのは、終末期ケアや在宅医療などに取り組む野口悦正医師。そもそも、日本で自宅にて看取られる人は、どのくらいいるのだろうか。


「今現在、自宅でお亡くなりになる人は1割程度です。8割近い人が医療施設、ほかに特別養護老人ホームなどの老健施設で看取られています。ただ、この状況になったのは、そんなに昔のことではなく、30年~40年ほど前です。それより前は自宅で亡くなるのが一般的でした」という。


一方で、厚生労働省の調査によると、自宅で最期を迎えたいという人は、7割超。医療や介護の必要度合いにもよるが、多くの人が自宅で看取られたいと希望していながら、現実的には、医療機関になってしまうというのが現在の状況のようだ。


「患者さん本人が自宅で最期を迎えたいと思っていても、実際に容態が急変すると、大半の人はパニックになってしまうもの。例えば呼吸で苦しがっている様子を見かねて家族が救急車を呼んでしまい、結果的に医療施設でお亡くなりになるというケースも多いんです」(野口医師)


もちろん、家族が自宅で看取れることもあるが、生半可な覚悟では難しいのが現実のよう。実は筆者はつい最近、飼い猫が危篤に陥り、その際は大変動転した。たかが猫一匹でこうなのだから、人間――しかも長年連れ添った家族の最期となれば、想像以上に動揺するのが人間だろう。ひと口に「自宅で看取る」といっても、簡単なことではなさそうだ。


■在宅看取りには本人と家族、医師、看護師の連携が重要


では、自宅で看取られたい、自宅で看取りたい場合は、どのような準備が必要なのか。
「本人の意思と家族の希望を確認したうえで、患者さんが終末期であることを医師が診断する必要があります。在宅医療は家族だけのケアや介護は難しいので、在宅医療や往診を行う医師、訪問看護を行う看護師、さらに介護の側面も大きくなってきますから、ケアマネージャーなどの介護者と連携して備える必要があります」(野口医師)


また、医師からは現在の状態はもちろん、予測される身体の変化のようすの説明を受け、状況に応じた連携先についても整理しておく。さらには想定される最期の時期などを話してもらうとともに、死後の着替えや搬送方法、化粧や葬儀などの詳細についても、備えておくといい。こうしたモノや事態への備えとともに、必要なのが本人と家族が死を受け入れる「心の準備」だ。在宅看取りと決めたものの、家族が死を受け入れていないと、のちのち気持ちが整理できないこともあるという。


「在宅医療では、人生最期の段階になれば、医療ができることは減ってくるので、過剰な手当てをせずに見守るという考え方です。ただ、在宅だからといって、家族に見守られるなかではなく、朝起きたら亡くなっていたということもあります。できるだけ詳細に、いつ、どんなことが起こりえるのかを担当医師に聞き、備えておきましょう」(野口医師)


一方で、在宅での看取りで懸念する人が多いのが、「警察沙汰になったら困る」だという。
「自宅で死ぬと検死が必要になる、現場検証される、警察の聞き取りがある、というのを心配する人が多いんです。虐待や殺人を疑われても困るという人もいます。ですが、実際は病名が分かっていて、死因が特定できれば、検死になることはほとんどありません。警察もわざわざ事件にしたいわけではありませんから」(野口医師)という。また、一度は安置所に置かれても、医師が出向いて死亡診断書を書くことで、在宅での死亡となり遺体も自宅へ戻されるという。


■健康なうちに「理想の最期」を思い描こう


こうした自宅での看取りは、現在、厚生労働省も推進しており、在宅患者を看取った場合、診療報酬が加算されるように改訂され、医療関係者でも取り組むところが増えてきたという。
「自宅での看取りで、ハードルとなっているのは、“今は病院で死ぬもの”という考え方です。確かに病院にいれば、点滴や胃ろう、人工呼吸器などの必要な医療機器をつけて、延命はできるでしょう。ただし、それは患者さんが納得できる生き方かといえば別の話です」(野口医師)


健康なうちに思い描く「自宅での自然な最期」というのは理想であって、現実はそう簡単なものではないのだろう。もちろん、自宅で看取られるのが理想という人もいれば、医療機関のほうが安心、介護施設でゆったりと過ごしたいという人もいるはず。人生の最期を過ごしたい場所について、できるだけ健康なうちに、しっかりと親子や夫婦、兄弟で話し合っておくのも悪くはないだろう。


(SUUMOジャーナル 7月25日)


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