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なぜ、全身全霊で介護した自分を責めるのか②

■看護師がつぶやいた「お引越しが近い」


 食事では、もうひとつ頼みの綱がありました。Nさんという女性です。


 父は近所の老人グループに入っていました。定期的に集まっては、ボウリング大会をしたり、麻雀をしたりする仲良しグループです。Nさんは麻雀会場になっている工務店の奥さん。明るく世話好きなおばさんで、父が寝たきりになってからは、煮物や餃子などを作っては見舞いに来てくれるようになりました。


 父が認知症を発症した後も、Nさんが見舞いに来るとシャキッとし、ふつうに会話をしていました。そして作ってくれた料理を口にするのです。食が細くなって以降も、それは続きました。


 「オレが作ったものは食べないで、Nさんの作ったものは食べるのかよ」


 とムッとしたこともありましたが、食べる意欲が少しでも出るのなら、そんなことはどうでもいいことだと思い直しました。


 ところが、この時期の父の衰えは早く、Nさんの作った料理も、ほんの少量口に入れるだけになります。飲むタイプの栄養補助食品もあまり飲もうとはせず、ミカンの皮をむいたものを1~2個口にする程度でした。そして認知症による異常行動もせず、眠っていることが多くなりました。


 こうした父の変化を見守っていたのが訪問看護師さんです。昨年の12月24日、クリスマスイブのことでした。眠った状態の父の看護をした後、「お引越しが近いかもしれませんね」といわれました。


 「お引越し? 」


 一瞬何のことかわかりませんでしたが、すぐに察しました。「この世からあの世への引っ越し」ということです。訪問看護師さんは仕事柄、こうした状況は何度も体験しているはずです。その時、家族の心情を慮って「死」とか「亡くなる」といった言葉は使わず、「お引越し」と表現したのでしょう。


 父の衰えをつぶさに見てきた私もそれは頭にありましたが、この言葉を聞いて改めて覚悟をしました。人は口からものを食べられなくなったら終わりといわれます。看護師さんはそうした知見があり、父がそのような状況にあると感じたのでしょう。改めて食べることの重要性を感じました。


 看護師さんの言葉がまるで予言だったように、その夜、父の容態が急変します。


(プレジデント 8月9日)


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【 2014/10/10 】 訪問看護コラム | TB(0) | CM(0)
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